この立派な布陣は何でしょう?
テレビでご覧になった方も多いと思いますが、信州・諏訪大社の御柱祭の木落とし前の全容です。
木落としとは、直径1メートル、長さ17メートルほどの神木を掛け声とともに引っ張り、坂の下に落とす行事です。
赤い法被の人達は喇叭隊 (ラッパと太鼓で、祭りを盛り上げる音楽隊)
その後ろには、大総代をはじめとする役員たち。
写真には写っていませんが下の方に、木遣りを歌う、木遣り隊がいます。
2本の白いのぼりの真ん中にいる、白い人が、神木の一番前に乗る神社の氏子。(栄誉ある役目です)
丸太には前2本、後ろ2本の角があり、「めのでこ」と呼びます。
坂を下る時はここに若者が鈴なりに乗ります。
2本の太い綱が見えますか?この綱で引っ張ります。
翻る旗は 村の旗 村旗(そんき)。
かっこいいですね~
この布陣を見るだけでワクワクします。
4月2、3、4の3日間で、木落としだけで8回繰り返します。
祭りの全体像は後に譲るとして、この写真で、どれほど勇壮で、壮大な祭りなのか感じてもらえればと思います。
この祭りでは諏訪全体、20万人の氏子がかかわるそうです。
説明は、手抜きですが、この看板をご覧くださいね。
諏訪大社は上社と下社に分れ、上社は本宮と前宮、下社は春宮と秋宮があります。
それぞれの社に、申年、寅年の6年に一度、4本の柱を建てます。これが御柱。
4本で4社なので系16本の御柱を建てます。
私達が行ったのは4月2、3、4日、上社の計8本の、山出しです。
(山出しは、里の中を引く、木落とし、川越しと見どころが沢山。
御柱の重さはナント10トン!!全て人力で引っ張る)
御柱祭り漬けの3日間の旅を楽しんできました。
掛け声とラッパと太鼓と木遣りが今も頭の中で響いています。
前置きはこのくらいにして、次回から少しづつアップしていきますね。