気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

映画「ブラックレイン」

2008-02-04 12:12:38 | 芝居
 昨日は一日雪

一歩も外に出ないで、パソコンと映画三昧。

数日前に松田優作が見たくて録画した「ブラックレイン」、

日米の刑事が協力して関西やくざ、松田優作を追う物語。

日本の刑事、高倉健、大物やくざ若山富三郎、若手やくざ松田優作と言う配役。

アメリカ側の俳優は・・・忘れた。


松田優作がかっこいい!

「太陽にほえろ」のあのチンピラが良くぞここまで成長したと感激。

何より目がいい。深みがあり、瞳の底にある非情をこれでもかと、映し出す。

狂気を宿した彼が登場すると目を奪われ、画面が引き締まる。

そして、姿がきれい。車から降りる時の黒のトレンチコート姿、

アクションの切れのよさ、すっくと背筋を伸ばした時の迫力。

こんなに可能性のある俳優だったのね。

若死にしたのが本当に惜しい!

生きていたらどんな演技を見せてくれたのだろうか。


健さんはもちろんいいのだが、特に剣道のときのお辞儀が美しかった。

キッパリとキレがよく、折り目正しいと言う言葉を思い出した。

若山富三郎は大迫力。



1989年製作の映画だが、皆姿勢正しく堂々と演技していた。

こんなかっこいい男達は何処に行ったのだろうか?

今の映画でお目にかかることは少ない貴重な美しい男達だった。

日本の男の美しさをハリウッドの映画監督が引き出してくれたのが嬉しい。


この頃の日本人には、外人があこがれてくる何かが

まだあったのかも知れない。



この回、お芝居を書こうと思ったが、導入のブラックレインに

力が入ってしまった。お芝居は次回に




コメント
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