高級品ではありませんよ。
ヤマハのギターフェアで、見つけたアランフェスNo720です。ケースつきで18万円にしてもらいました。
本当は高級品が欲しいのですが、大きな借金を負うのはいやなので、それはお金をためてからと言うことにして、今回はとにかく弾きにくいギターから卒業して、気持ちよくそして確実にレパートリーを増やしていけるようにと言うことです。
予算的には、先日うちの財務大臣の許可が出まして、次の日曜日にいよいよ買うつもりでしたが、待ちきれずに今日仕事を少し早く終えて、ヤマハに飛んでいきました。
ヤマハのお姉さんは明日から、演奏会向けの特訓で休みと言うことなので買うのは今日しかない日曜日まで待てないと思ったわけです。
念のために、同じグレードのギターをいくつか弾き比べて見ましたが、何れもバランスが悪く、これだけがバランスよく響いてくれました。
どのギターも、2フレットのBmの響きがどうもぴんとこないのと、弾いているときに妙にある弦だけ響いたり、ある音だけ響いたりするところがあって、比較的そんな傾向の少ないのが今回最終的に選んだこれになったわけです。
家に帰ってから、弾いてみるとやはりスタジオとは違って、自分の部屋の中は少し反響が悪いのか落ち着いた感じに聞こえました。
夕食をとって、風呂に入って、テレビでケンミンショーを少し見てから、また弾くと少し印象が変わって、前のギターと比べると全体的にハリのあるクリアな音が響きました。
いつもの曲を、弾いてみたところ、ローポジションでのセーハやスラーが気持ちよく決まり、やはりフレットのえぐれたギターとの違いを実感しました。
しばらく弾いていて気がついたのは、1弦の4フレットと3弦の1フレットどちらもG#の音ですが、ほかの音と比べてよく響きます。このギターの特性なのか他の弦でもG#の音だけがよく響くようです。
まあ、多少のムラは値段を考えると我慢の範囲でしょう。全体的には合格です。
弦は、セシリアの赤ラベルが張ってあるそうで、まだ新しくいい音がします。
ポジションマークが付いてないので、ちょっと不便なのでポストイットを小さく切って貼りました。
今度ヤマハに行って相談しよう。