39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

ポピュラーサイエンス本

2009-11-18 23:53:41 | 雑談

今日は、予定通り手を休める日になりました。

ギターは一切弾かずに何をしていたかと言うと、本を読んでいました。

大体どんな本をよく読むかと言うと、物理と数学に関する本が多いです。

たまには、伝記ものやファンタジー物も読みます。

最近読んだ伝記ものでは、司馬遼太郎の「竜馬が行く」たしか全8巻だったと思いますが、これを2ヶ月かけて読みました。戦国物も面白いですが、さすが竜馬ですね、幕末が大好きになりました。

来年は、NHKの大河ドラマは「竜馬伝」ということで、これは全部見るぞ、と今から宣言しています。福山雅治の竜馬は綺麗過ぎてイメージが違いますが、NHKも視聴率が欲しいのでしょう。

物理とか数学と言うとすごく難しそうですが、最近はポピュラーサイエンス本ということで素人にもわかりやすい物がたくさん出ています。

物理学者になれなかった自分としてはせめて、この程度の本は読んでおかないとさみしい、と言うことで新しい本が出てくるとすぐに買ってきますが、だいたい2・3千円するので財布には痛いですね。

最近読んだお気に入りの本は、レーダーマンというアメリカのノーベル賞物理学者が書いた本で「対称性」と言う題名の本です。

「宇宙は対称性に支配されている!」と言うサブタイトルが付いています。

最近、ノーベル物理学賞をもらた日本の物理学者の小林・益川両博士の受賞内容が「自発的対称性の破れ」ということで、一般の人にも物理学の中に対称性があるんだということが判ったと思います。

この本の中では、音楽の中にも対称性があり、ほんの数ページですがその最高峰としてバッハの音楽が取り上げられています。

物理学における対称性について、過去最も偉大な業績を残したのは女性数学者でエミー・ネーターで、彼女の悲劇的な生涯についても触れており、「ネーターの定理は、自然のなぞを解き明かす導きの星である」と絶賛されています。

ほかにも、物理・数学がらみの本はたくさんあり、買ったままでまだ読んでない本も、もう一度読みたい本もたくさんあり、引退後は読書三昧で今から楽しみです。

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夜空はなぜ暗いのか

2009-11-18 09:44:20 | 雑談

おはようございます。いい天気になりました。

え?、「流星は見えましたか?」ですって?

はい、ちゃんと見ました。

5時前にひとりでに目が覚めて、厚着をしてからベランダに出てみると、ほとんど雲のない快晴状態でした。10分ほど空を眺めていると、3個流れました。

オリオン座が西の空に傾いていて、その左側にシリウスがきらきらと白い光を放ち、久しぶりに見る勇者といった感じでした。

肝心のしし座は東の空でよく判りませんでしたが、そのしし座の放射点から来たと思われる流星を2個とそうではないものを1個見ました。

毎年そうですが、前評判と言うか期待とは違う地味な状況でした。

シリウスの方ばかり見ていたので、見逃したものも結構あったかもしれません。

ここは広島市の西側なので、東は町の明かりがあって少しモヤっていますが、東のシリウスのあたりはよく見えて、うっすらと本当にうっすらと天の川が見えました。

弱い光は、網膜の中心では捉えにくいので少し視点をずらすと視野の端にぼんやりと見えると言うことを知っているのは天文少年だったからです。

そこに天の川があると知っていなければ見えないぐらい淡いものでしたが、「おお、これが我らの銀河系かぁ・・・」と思うと、またしても遠い宇宙に思いが飛んでいってしまいました。

むかし、天文学者は「夜空はなぜ暗いのか」と言うことを真剣に考えていました。有名な「オルバースのパラドクス」といいますが、その根拠は次の通りです。

おそらく宇宙には果てがなく、星は数え切れないほどたくさんある。であれば、どっちを向いても視線はいずれどれかの星に当たるので、夜空は暗いはずがない。

確かにそうですね。この、なんでもない「なぜ?」ということから宇宙論が発達して、この宇宙はいつどのように生まれ、どう進化してきて、これからどうなるのか、ということがわかりかけています。

宇宙の大きさや時間の長さに比べれば、無いに等しい人間にもかかわらずその知性は宇宙おも飲み込もうとしています。

今日の写真

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やっぱりデジカメで撮るときれいに撮れますね。

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