分類:観 鹿島町を見て歩こう(79)
いわき市鹿島町走熊字小神山
小神山交差点付近にあった丸山 丸山は、高さが30mほどの小さな山で走熊鬼越にありました。鹿島小学校の目の前にあって、頂上は平地で忠魂碑が一基あるだけの広場は子供たちの遊び場にもなっていました。 手頃な高さなので誰でも上ることができ、見晴らしが良く走熊は勿論のこと、遠く飯田や、久保、米田、下矢田地区が一望できた場所でした。 《道路新設で削られたが、まだ辛うじて姿を残していた頃の丸山》
丸山公園と呼ばれ、上の写真先は旧鹿島街道が横切っていて、史跡七本松があった場所になります。 昔は豊間・江名方面から鹿島に向かって来ると、この丸山に突き当るT字路になっていました。 真ん中から削り取られた左の部分が、この後に整地されて現在の鹿島公民館ができました。 《白黒写真と同じ位置から撮った現在の風景、右端はびっくりドンキ-》
この一帯は、昭和50年に入ると急激に変化して、二代目だった史跡七本松が道路工事の為に伐採され、丸山も中央から削り取られて江名⇔湯本線(県道48号)が貫通しました。 《小神山交差点の手前から丸山があった方向を見る》