分類:公 鹿島町を見て歩こう(67)
いわき市立鹿島公民館
いわき市鹿島町走熊字鬼越83-1 ☎ 0246-29-2250 江名港⇔湯本線(県道48号)の道路沿いにある鹿島公民館は、昭和56年に建てられた鉄筋コンクリート2階建てで、地域住民の融和を図るための交流や各種の要望に対応する事業を次々に取り入れて、存在そのものの重要性を示しています。
《現在の鹿島公民館》
鹿島村当時に公民館が設けられたのは社会教育法が施行された昭和29年(1954)の直後で、この頃は鹿島村役場内に形式的にあったのみで、主として関係機関や団体との連絡調整に当たる程度で、特別な施設や専任職員の配置などはありませんでした。 昭和30年(1955)、鹿島小学校に初めて施設として公民館が設けられ、昭和32年(1957)に同小学校に講堂が新築されたのと同時に公民館も独立した施設として新築されました。
昭和39年(1964)、やはり鹿島小学校の敷地内になりますが、鹿島南公民館が建設されました。 ▲この時に鹿島の三地区(三沢・上矢田・松久須根)は常磐市へ編入したので、常磐市管轄の 「鹿島北公民館」 もできました。
現在使用している公民館は、建坪(延床)508㎡、敷地3,695㎡で、昭和56年1月に建設されたもの。 《平成29年(2017)に建てられた講堂》
講堂建設は地域住民の長年の要望が実現したもので、面積約250㎡、講堂187㎡で、ステージ・音響設備・研修室・トイレが設備されています。 《正面が壁面収納ステージになっている講堂内部》