分類:観 鹿島町を見て歩こう㉒ 《下蔵持地区》 いわき市鹿島町下蔵持嘉睦家15 志賀直哉の家 志賀直哉は昭和の前半期に於いて鹿島の偉大な指導者でした。 昭和4年に村会議員になり、翌5年に助役となる。その後、村長になり2期8年間村政に傾注しました。 『一圓融合』 を提唱し、その精神はいまに継がれていますが、その志賀家の紹介です。 《農村振興に意を決して村のために貢献した志賀直哉の実家》
昭和30年には下蔵持の如来山正福院に洋風の寺院と二宮尊徳翁100年祭慰霊塔を建立して、地元の人たちに限らず江名方面へ向かう人の目を見張らせましたが、残念なことに平成23年(2011)3月11日に起きた東日本大震災によって慰霊塔は崩壊してしまいました。➡関連ブログ ⑲
《のどかな田園風景の中にある志賀家の全景=昭和40年代》
〈志賀直哉〉 明治20年(1887)6月12日~昭和31年(1956)2月7日 享年71歳 矢田分校を本校へ統合して鹿島村尋常高等小学校を建設した=現在の、いわき市立鹿島小学校の校地。 県から農業経済指定村の指定を受け、農業振興に意を用いる傍ら潅漑用貯水池・堰の改修等に努力した。 更に毎月1日を道路愛護デーと決め、各ごとにこれを実施して道路の整備をした。