いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

鹿島村役場の跡地

2018-03-02 07:32:51 | Weblog

                           分類:観                   鹿島町を見て歩こう ②    《走熊地区》                                鹿島村役場の跡地


  明治維新後、22年後にして相、隣り合う12の村落が一団して鹿島村を誕生させました。                          12村落とは、御代・船戸・飯田・久保・上蔵持・下蔵持・米田・走熊・下矢田・三沢・上矢田・松久須根ですが、現在は三沢・上矢田・松久須根の住居表示は、地域名の上が 「鹿島町」 ではなく 「常磐」 が付きます。                                                                             《鹿島村役場があった場所の形跡が今にある》 


    昭和28年に小名浜町(一部、湯本町)との合併を始めとして翌、昭和29年に磐城市(一部、常磐市)、昭和41年に 『いわき市』 という市名の変遷はあったものの、鹿島は 「鹿島町」 という地名で現存しています。               


                               《上の写真とほぼ同じ位置で撮られている開設当初の鹿島村役場》


  かつて、12の部落を統合させて農業、政治、文化、経済、交通などを執務してきた鹿島村庁舎としては小規模(質素)な気もします。                                                                                                                 《旧・鹿島村役場へ行く道》


  旧・鹿島街道から100メートルほど緩やかな坂道を上がっていくと、鹿島村役場の跡地に突き当ります。1枚目の写真でも分かるように、今でも役場へ上るための大谷石で出来た階段が、その名残として辛うじて見られます。  


 


  


  

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