御代と岡小名の境(かつての村境)にある御代坂は、現在の道路の位置とは異なり、もっと高台の頂上近くにありました。
鹿島街道を小名浜に向かって御代坂を上がると左側に溜池があり、そこから現在の道路にそるような形で行くと昔、村人たちが往来した洞門があった面影が見られます。
土壁の洞門で急勾配だったために度々、洞門内は落土して通行不能になったと云われています。
《この山道を登り切った所に隧道(トンネル)があった》
寛永15年戊寅年(1638)の検地帳(※陸奥国 磐前郡岡小名村本田畑水帳 墨附弐百拾参枚 蓋紙共)には113の字名が載っているが、その中には「御代坂」も記載されています。
また、明治30年代の字限図(※磐城国石城郡玉川村大字岡小名字限図)では、
字名が51字に減少しているものの「御代坂」としての名は残っています。
この鹿島村大字御代坂の、字限図での他のとの境界(隣接)には、玉川村大字大原、玉川村大字相子島、小名浜、江名村大字上神白が表示されています。
その後、山は何度となく切り割りされては道幅も広げられていき、山肌は円錐形の生々しい積層の肌をさらけ出し、当時の高さからは相当下がっていることを如実に物語っています。
少なくとも昭和30年代頃までには、頂上へ登って行く狭い道と、洞門跡の名残りを見ることができました。
本日の催し
【鹿島ショッピングセンター エブリア】
いわき民工芸品フェア 本日まで
民工芸品の展示販売と体験教室が開かれます。
【いわき市暮らしの伝承郷】
会津万歳 14:00~
新春にめでたい言葉を唱えて新年を祝う会津万歳を見ながら伝統的なお正月を味わうことができます。
《伝承郷で毎年行われる会津万歳》
鹿島街道を小名浜に向かって御代坂を上がると左側に溜池があり、そこから現在の道路にそるような形で行くと昔、村人たちが往来した洞門があった面影が見られます。
土壁の洞門で急勾配だったために度々、洞門内は落土して通行不能になったと云われています。
《この山道を登り切った所に隧道(トンネル)があった》
寛永15年戊寅年(1638)の検地帳(※陸奥国 磐前郡岡小名村本田畑水帳 墨附弐百拾参枚 蓋紙共)には113の字名が載っているが、その中には「御代坂」も記載されています。
また、明治30年代の字限図(※磐城国石城郡玉川村大字岡小名字限図)では、
字名が51字に減少しているものの「御代坂」としての名は残っています。
この鹿島村大字御代坂の、字限図での他のとの境界(隣接)には、玉川村大字大原、玉川村大字相子島、小名浜、江名村大字上神白が表示されています。
その後、山は何度となく切り割りされては道幅も広げられていき、山肌は円錐形の生々しい積層の肌をさらけ出し、当時の高さからは相当下がっていることを如実に物語っています。
少なくとも昭和30年代頃までには、頂上へ登って行く狭い道と、洞門跡の名残りを見ることができました。
本日の催し
【鹿島ショッピングセンター エブリア】
いわき民工芸品フェア 本日まで
民工芸品の展示販売と体験教室が開かれます。
【いわき市暮らしの伝承郷】
会津万歳 14:00~
新春にめでたい言葉を唱えて新年を祝う会津万歳を見ながら伝統的なお正月を味わうことができます。
《伝承郷で毎年行われる会津万歳》