いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

    鹿島の正月を振り返る

2009-01-02 07:30:00 | Weblog
 いわき地方では今年の正月も好天に恵まれて、阿武隈山脈からの冷たい風が治まると                                   一時的ではあっても、暖かさを感じさせる元旦を迎えることができました。

 小名浜のアクアマリンや、いわき駅界隈などでは人出があったし、鹿島ショッピングセン                                 ターでも「初売り」で賑わい、買い物客が駐車場の確保に手こずる時間帯もあったようだ。
 1Fのエブリア広場に腰掛けて、人の流れを見ていたら昨年、生活を直撃した原油高や                                  為替の乱高下、そして痛ましい事件や事故が発生したことが嘘のように、明るい笑顔と軽                                  やかで弾んだ会話が私の前を往来しました。
 今年こそ、皆が平和で安定した一年を過ごせたらいいなと感じました。

 私にとってエブリア広場は格好のスペースで、週に数回は狭い部屋から抜け出して創作                                 ネタのヒントを貰ったり、時にはワンカップを片手にして見栄とか贅沢とかいう言葉から開放                                された自分なりの、至福の世界にしたります。

 そこで、昨日(2日)は子供の頃の正月について思いを馳せました。
 昭和30年前後のことだから、鹿島地域の住民は正月ものを揃えるためには小名浜か平                                  の町まで出掛けて行かなければなりません。
 暮れも押し迫ってくると、平では産業文化祭とか出庫市(でこいち)で賑わったから、その                                時に生活用品や正月に必要なものを購入してきたものです。
 旧暦で正月を迎えたから、子供ごころに寒さがもっと厳しかったことが印象にあります。
 今年でいうと、旧暦の正月は1月26日にあたります。

【若水汲み】
 年神様(正月様)は女の神様だという説もあってか、各家の年男(若水男とも称した)は、
大晦日の晩から元旦まで起きていて、家族が起きる前に風呂を沸かし新しい手拭を用意し                                  て、一番早く入浴を済ませ身を清めると、暮の内から用意しておいた御饌米と米ひと掴みを                                 井戸に撒いて唱えごとを言いました。
 年が明けて、井戸から初めて汲んだ水を若水といい、その水を歳徳神(神棚)に供えた後                                 お茶や雑煮を作ったのです。

【初詣で】
 神棚に注連(しめ)を張って、年神様(正月様)を祀ります。そして早い内に村の鎮守様に                                参詣に行きました。


  本日の催し

 鹿島ショッピングセンター エブリア
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コメント
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