アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

アメシロ観察記録(2014年5月)

2014年05月05日 | 自然
アメシロ観察記録(2014年5月)

アメリカシロヒトリ(アメシロ)のサナギが成虫に羽化する季節を迎え、1匹のサナギを駆除すれば、100匹の幼虫(毛虫)を駆除したことになり、増殖の循環を断つことが出来ると思い、連休を利用して調べています。

5月3日には自宅周辺で、アパートの壁のくぼみなどで、18匹のサナギを確保し、4日に××中学校前通りの街路樹アメリカ楓の幹に緑色のコケが付いていたので、試しに剥がしてみました。

                 

そこはアメシロのサナギが越冬するのに恰好の場所で、剥がした部分だけで5匹のサナギを発見しました。

サナギが成虫(蛾)になるまでに、アメリカ楓に付着したコケを剥がし、サナギを駆除してしまえば、増殖の循環を断ち切ることが出来ると思います。成虫(蛾)に羽化する前の今がチャンスです。

アメシロの生態は
 ①5月中旬頃にサナギが成虫(蛾)に羽化し、
 ②成虫(蛾)が葉裏に数百個の卵を産みつけ、
 ③10日後ぐらいに幼虫化し、巣網を形成します。
 ④幼虫が成長し、巣網から脱出し、葉を暴食します。
 ⑤成長した幼虫には体毛がふさふさで、風に乗って移動し、乾燥した場所を探し出して、サナギ化します。

駆除の方法は
 ①サナギを発見して踏みつぶす、
 ②卵が産みつけられ、巣網になった枝を高枝ばさみで切り落として踏みつぶす、
 ③巣網から脱出した幼虫は薬剤散布ですが、
  スミチオンなどの有機リン系の薬剤は健康被害、生態系の破壊、車の塗装面の腐食など問題があり、避けたい対策です。
 ①,②が最良の方法です。

アメシロが発生したアメリカ楓の幹をじっと見て下さい。緑色のコケが張り付いていたら(写真)、剥がして中に潜んでいるアメシロのサナギ(写真)を駆除しませんか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 石川県は5/24自衛隊三軍武装... | トップ | 小松基地申し入れ行動(5/24金... »
最新の画像もっと見る

自然」カテゴリの最新記事