フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

冒険なくして勝利なし

2012年03月27日 20時57分34秒 | 日記
昨日はちょっとした天文ショーがありましたな。ぬたりの部屋のベランダも西を向いているので見ることは出来たわけですが。





こんなちっちゃな写真ではなんともね。
にしてもまあ、宇宙ってーのはホントにただ見てるだけでも楽しいもんで。最近の愛読書「ライディング・ロケット」を読んでからは、俄然夜空を見上げるのが楽しいし、ロケット打ち上げにかなりドキドキするようになった。
ぬたりは元々「行ったことのない所はどうなっているか、自分の目で見ないと気が収まらない」質であり、「辺境」という言葉にはからきし弱い。以前にも話をしたが、アメリカで一番行ってみたいところはアラスカだし、ヨーロッパではスバールバル諸島だ。日本だと・・・沖ノ鳥島とかかしら?
そんな具合だから、宇宙、と言うのも行ってみたい気持ちはあるにはある。そして、まだまだ高価に過ぎるが、商業宇宙飛行というのも数年うちには実現する予定である。

宇宙旅行ビジネス、2014年までに開始へ=米連邦航空局(←リンク先はヤフーのニュース)

が、はっきり言うが、ぬたりはこれに全く興味がない。宝くじにでも当たって(買わないから当たるはずもないが)、多額の現金が手元にあっても、これには使わない。
理由は簡単で、ただ単に数分間宇宙(と一応定義される場所)にいるだけの体験に払う対価とすると純粋に高過ぎる。それに無重力体験なら、宇宙に行かなくても他に方法があるわけだからね。わざわざ高度100キロに上がる必要はない。
勘違いしてる人もいるかも知れないが、宇宙飛行士がふわふわ浮かんでいるのは、宇宙にいるから、と言う理由ではない。地球の引力ということであれば国際宇宙ステーションあたりでも地表の9割程度。体重70キロの人が63キロになる程度の変化しかないわけですよ。
それに100キロ以上の上空が宇宙空間、なんてのは所詮便宜上の話。別に100キロでスパッと宇宙と大気圏が別れている訳じゃないしね。旅行先ということで考えると、ちょっと中途半端だよね。
その点から言えば、ぬたりが興味を引かれるのは、100歩譲って国際宇宙ステーション、正直言えば月だ。そういう「明確な」目的地が欲しいよね。
ま、ぬたりの命はあと50年くらい。身体的に宇宙旅行に耐えられるのもあと30年がせいぜい。となりゃ、ぬたりが宇宙空間に旅行に行くことはまずあり得ないが、行きたいな、月ってどんな感じなのかな? という気持ちは忘れないでしょうね。それを想像するのが純粋に楽しいですからね。
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2 コメント

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負担 (Sin)
2012-03-28 06:31:22
反重力を発生させることが出来れば、体への負担は減らせそうですが
どうなんでしょうねぇ。ぬたりさん、いっちょ発明したってくださいませんか?
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>Sinさん (ぬたり)
2012-03-28 20:02:18
「訓練の部屋に反重力装置のスイッチが入っていないじゃないか」とNASAの見学に来た子供に食ってかかられた、なんてエピソードも読んだことあります。
反重力を冗談ととらえないアメリカ人が多い証拠ですから、開発はアメリカにまかせましょう。
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