と言うわけでダイソンの掃除機である。
家電の買い換えなんてそんなに盛り上がるもんでもなく、ぬたりとしても、今まで使っていたのが不調になっちゃったし、増税前に、と言う程度の話なのだが、どういうわけか普段何呟いても反応のないツイッターで反応をいただけたもんで、せっかくだからブログで仕切り直そうかと。
実際の所、ダイソンの掃除機というのは今でも高嶺の花で、日本のメーカーの掃除機に比べれば幾ばくも高い。最高級モデルなんて実売価格で言えば7万はする。まあ、ぬたりが買ったのはもっと安いやつだが、それにしたって他のメーカーの高級モデルと遜色ない値段がついていた。こうなるとみんな「値段に釣り合う性能はあるのかよ」と気にもなるんでしょうね。
まあ、ぶっちゃけて言えば性能面ではまだほとんど使ってないんだし分からん、としか言いようがないのが本音でね。このため皆さんにアドバイスする事もできないのよねこれが(役立たず)。まあ、よく言われる「うるさい」「使いにくい」と言う点に関しては、ちょっと使った感じでは、気になると言えば気になるか? 位ですかね。
で、今回、ぬたりの場合、ソフトローラークリーナーヘッドなる掃除機の吸引部に惹かれたのね。
ぬたりんちのゴミで最大のものは猫の抜け毛である。ホントこれがそこいら中に散らばっており、また悪いことにぬたりんちの愛猫はやや長毛である。掃除機をかけると子猫が中に入ってんじゃねーかと思うくらい毛が取れる。
んで、この毛がたった数年で掃除機を不調に追いやった原因であることに論は待たないわけで、昨今予期せず電源が切れる不具合が多発。挙句吸引部のローラーは猫の毛が絡まってえらいことになっていて、ドライバー片手に分解整備をバッチリする羽目にもなった。また分解整備しにくくてね、これが。
そんなぬたりの分解整備の苦労の甲斐なく不具合は治らず、せっかくなら増税前に、と家電量販店を訪れ、ペットを飼う家にオススメの掃除機でもあるんかいなと店員にまずは聞こうとはしたのよ。で、ここで昨今の家電量販店の罠がある。昨今は量販店のスタッフが売り場にあんまりいないのね。
代わりに立っているのは、家電メーカーの服を着込んだメーカー派遣の人ばっかり。そしてその日ぬたりが訪れた家電量販店の掃除機コーナーにいたスタッフは3人。1人は現在ぬたりが使っている(そして不具合で困っている)メーカーの人。さすがにこの人に声はかけづらい。
そして残り2名はダイソンの人。
もうこの時点でダイソンから逃れられんわな。興味があればなおのこと。
話をしたら案の定、オススメはダイソン。しかも前述のソフトローラークリーナーヘッドが良いとの推し。分解して丸洗いも可能、と言うことで、実際分解もしやすそうで、先日の分解整備の苦労を考えれば魅力的。
また、この店員さんの話術が、ジャパネットもかくやと言うくらいに実に巧み。おかあちゃんには使いやすさやフィルター洗浄は1年に1度でいい等の説明や実際に体験させたりで感覚的に訴え、カタログを持ってたぬたりには、各モデルの違いや、各機能やオプションの使い方や利点を技術的に、実に理路整然とした説明だった。そうとう説明と売り込みに慣れてんな、この人。
で、高いのにダイソンともなると値引き交渉もほとんどできない。ポイントが量販店側の逃げ道にもなるし(値引くくらいならその分ポイントためた方がいいですよ、とか言われちゃう)、ダイソンは9月までキャンペーン中でな。なおのこと値引きはきつかったわ。
ともあれ、帰ってきて早速使ってみたおかあちゃんは「とても使いやすい」とご機嫌であった。まあ、そうやって気分良く掃除してくれるんなら、それなりに張ったお値段は安いもんと言えるかもしれないな・・・と言うか思わなきゃやっとれんわ。夏の旅行も終わったこのタイミングで数万の出費は結構痛いぞ。
ちなみに豆知識として、ダイソンの今があるのは日本人のおかげであることを皆様ご存じだろうか?
ダイソンがサイクロン式掃除機を発明したのは実はかなり前の話。しかしながら値段がかなり高く、お世辞にも反応は良くなかったらしいのだが、日本のとあるメーカーの目に止まり、しばらく業務用掃除機としてライセンス生産が日本で行われていた。このライセンス料でダイソンは会社を興すことができたそうな。この日本のメーカーは今はもうないらしいんだけどね。
知り合いがダイソンを使っていて私が「いいなぁ❗」と言うと、
「フィルターの手入れが面倒くさいんよー」と言われてました。フィルターが詰まると当然吸引力は下がりますもんね…(^o^;) でもいいなぁ~(^-^)v
ところで吸引するのはキスではなくておっぱい(以下検閲削除)