フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

考え方が 「イージー」 ライダー

2010年03月11日 21時32分51秒 | 日記
愛車のカブのシートの後ろ側を破る。
破った理由に関しては、我ながら相当間抜けな理由なのであえて伏せるとして。
そもそもカブなんて乗り物は労働バイクである。他のバイクと少し変わった操作体系も、「出前のおかもちを左手に持った状態でも乗れるバイクとすべし」という設計思考から来ているものであり、本体の汚れやら傷は一生懸命働いている勲章とも言える。
とは言え、ショタカブパーツとは申せ一応あれこれとくっつけているぬたりなりのこだわりの黄色カブであり、比較的目立つシート後部が破れているのは正直気になる。シートに水も入りやすくなるしね。

シートそのものはホンダの純正品でなく、値段も実はそんなにしないんだけど(5,000円ちょい)、ちょっと破れただけで買い換えるというのはお金ももったいないので、継ぎ当てをすることにした。革なりビニールなりの端切れを買ってきてボンドで貼り付ければよい訳だから。
で、店に出掛けてあれこれ物色していると、ちょうど良い革の端切れがあった

でもなあ、と端切れを見ながら思考にふける。これ、そのまんま貼り付けても味気ないよなあ。
手元に余っているワッペン(小さいのでこれだけでは破れをフォローできなかった)はあるので、これを上から貼るにしても、ただ単にべたっと張り付いているだけでは味気ない。どうしたもんかと考えていると、レザーコーナーの片隅でなんか商品の展示があった。
タイトルは「レザークラフトを始めよう」。んで、その中に革用の縫い針だとか関連用具なんかがあった。

そうかそうか、ステッチを入れるという手があるのか。

ぬたりとて独身社会人の身。下手糞ながらボタン付けくらいは出来るし、ハンドバッグに常に携帯用のソーイングセットだって持ち歩いている。そんなわけで縫い物に関しては抵抗感はあんまりない。
というわけで展示に従いあれこれと道具を買って帰る。んで、自己流であれこれやってみる。
買った麻糸が太すぎて、どうしても針穴を通らず、苦肉の策で普通の縫い糸を使ったら今度は細すぎて複数回縫い返す羽目になり、えらい時間がかかるという笑い話はともかく、どうにか10センチ×15センチ程度のパッチが完成。ボンドで早速貼る。
初めての作品だしあちこちガタガタ。笑われるだけなんで現物は公開しませんがね。
でもまあ、こう言うのは作る過程と気持ちが大事。かの改造大好き所ジョージさんも「どこかにポンコチックな部分を残してこそ素人の改造」と言っているし。ぬたりもあれこれ考えたり、ちまちま作業するのは楽しかったですよ。

まあ、道具を買い揃えたら、シート買い換えるのと同じくらいの金額がかかってしまったという本末転倒さも笑い話にはなるかな、と(笑えねえよ)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さよなら君と笑っていた日々... | トップ | まるっとお見通しだ! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事