フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

世の中に分かりやすいストーリーなんて無いのにね

2015年07月11日 19時35分07秒 | 日記
コンサート日本一さだまさし、アンコール問題を語る(←リンク先はヤフー)
一時期ヤフーのトップページのトピックスに来てたよこれ。
まあ、内容はともかく。ライブと言ったらさだまさしだよね、と認識してマスコミがコメントを求めに行ってる状況に対して、さださんもやっと世間に認知されたなあ、と。
10年くらい前までははっきり違った。さだまさしは意図的かどうかはともかく世間的マスコミ的に黙殺されていた。かの有名なカ○ントダ○ンTVでも「日本で一番ライブをしているアーティストは西城秀樹さんだよー」などと、あのしたり顔の3キャラのナレーションで盛大にシカトされていたもんだがな(※)。
芸能界でのポジションがあがってきたことは、総合的にみれば良いことではあるよね。ぬたりのような回顧ファンが「昔の言いたいことも言えないようないじらしいさださんが好きだった」と思っても、それなら昔のアルバムを聞いていればよい。実際ぬたりは最近聞きなおして、改めてさだまさしってすげえ、と思い返しているところだわ。
で、今や言いたいこともやるしやりたいこともやる。でも色々と責任も背負っちゃったからその点の折り合いもつける、みたいな形になったさださんも、おそらくは昔に比べればやりがいを感じているだろうし、実際結構充実してるように見える。まあヒット曲を出すたびに必要以上に叩かれる経験をしてきた人だから、還暦を過ぎたそろそろそうやって報われてもいいだろうし、そうあって欲しいとは思う。今のさださんにぬたりが興味がないとは言っても、さださんに良い目を見て欲しい、というのは偽らざる本音なわけで。今後も言いたいことは遠慮せずにどんどん言っちゃってくださいさださん。今やステータスがあるから、昔の様に人の話も理解せずに咬みついて来るアホなマスコミはいないと思うから。

にしてもまあ、マスコミというのはこういう火の無い所に煙を立てるのが仕事みたいなところがあるよね。アンコール云々なんかあくまで一歌手がツイッターでちょこっと言っただけ。一部のクレーマーが文句言っただけで、ほとんどの人は「まあ、アンコールするもしないも好きにすればいいでしょう」としか思ってないのに、マスコミにかかると大炎上みたいになる。そんな騒ぎはないっての。最近ではこんなのもあったな。

鈴木おさむ氏、妻・大島の出産シーン放送批判に反論(←リンク先はやっぱりヤフー)
ほとんどの視聴者が何とも思ってない。がちょっと反対意見があっただけで針小棒大。あたかも大炎上があったみたいに書かれて、それに対して色々と関係者が釈明させられる。釈明ったって、釈明する先なんてないっての。

ぬたりも実はあの番組を見ていたが、まあ、無事に生まれて良かったねえ、くらいしか思わない。
正直に言えば、イッテQのノリはあまり好きじゃない。ちょっとぬたりには軽すぎてね。で、あそこに関しては座りの悪さを感じたのは確か。これ、笑って見たらいいの? それとも真面目なVなの? という判断が出来なかった。だからリアクションに困っちゃったのね。
出産自体は「大変なことなんだから独身のうちに1度は見ておけ!」とすら言われるくらい。で、ぬたりは某所で「特に血まみれの出産シーン(医学用のビデオ)」を既に見たことはある。その時の係員さんの「出産ってのは大変だから軽く見るな! でも多くの女性は経験するんだから恐れるな!」という解説から、そういうのの知識を得ることの大事さは認める。当事者の了解が得られるなら、それをVに残して多くの人の目に触れさせるのは、少なくとも悪いことでは断じてない。
けれどもそれをイッテQという非常に軽い番組で見せられてもねえ、という感じ。スタジオパートで真面目に行く空気づくりをしてからVに見せるならともかく、それもそんなに感じなかったし、Vには女性芸人大集結。真面目に徹しきれてもいないし、かと言ってお笑いにするには事態が少し重すぎる。
まあ、これはあくまで感想の話。別に苦情だなんだという気が起こるものでもないし、それほどのもんでもない。多くの人が感じたのはそういう座りの悪さ程度のもんだったはずなのに、マスコミにかかると旦那が釈明しなきゃなんなくなる。そんなことしなくていいんだよ。

昨今、マスコミはストーリーにあらゆる場面で囚われてる。歌手が苦言を呈せば反発がある「はずだ」。番組で特殊なことをやれば反対意見が寄せられる「はずだ」。不景気なのは政治家が、官僚の所為の「はずだ」。そしてその通りに報道を組む。気が付けば煙が立っているわけよ。マッチポンプとはよく言ったもんだがな。
ちなみに先日、自衛隊の駐屯地近くに住む知り合いが、その駐屯地にオスプレイが配備される可能性があること(現状、色々あって未定)についてインタビューを受けたそうだ。それについて語ってくれた言葉で今日は〆る。
「オスプレイが来ることについてどう思うか聞いてきたのさ。別に何とも思わないのでそう答えたら、「墜落の危険性とかがありますがどうですか」って重ねて聞いてきたのさ。もうその時点で相手するのめんどくせーなーと思って、現行の自衛隊のヘリだって何回も落ちてるからオスプレイも同じだ、って答えた。これで終わるだろうと思ったら「地域の将来の子供たちの事を考えたら不安を感じませんか?」と来たもんだ。いい加減頭来たよ。あいつら俺が一言でも「不安だ」って言わなきゃインタビューやめる気ないんだもん。こっちは忙しいってのにしつこいったらなかったよ。」



当時さださんのコンサートは3000回を迎えようかという時期。正確な数字は忘れたけども、紹介された西城秀樹は2000回くらいだった。証拠となる情報を見つけられなかったので、物証はないんだけれども、ホントの話よ。
コメント
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