フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

喉がかわいて困るなら トマトジュース買ってやる

2013年03月22日 19時29分55秒 | 日記
またも仕事でマスコミ対応をする。

なんかもうホントにマスコミ対応って大嫌いなんですわ。とにかく気を遣うし、得てしてマスコミが取りたい絵と、こちらが省力化して行いたい作業は相容れないから作業は回りくどくなるし。
とは言え、営業スマイルと、心の動揺が態度に出ない、というスキルを無駄に持つぬたりは、ヒラ社員の割にホイホイこの仕事を振られる。先日は係長からテレビのインタビューという辱め仕事まで丸投げされた。恥かしいので誰にも言わなかったし、実際誰も見てなかったようなので一安心だが。
もちろん自分でも、物怖じしてるのが態度に出ない、というのは長所だとは思うのだが、ここに、お調子もん、口が悪い、という弱点をプラスするとあら大変。マスコミの前で何を喋りやがるか分からない、ということとなり、自分の言動にはそれはそれは気を遣う。

その日の取材は幸いにして素材撮影オンリー。インタビュー等はなく、脇についててあれ撮りたいこれ撮りたい、というリクエストに応えていればいい。まあもちろん素材について聞かれることはあるわけだから、下手なことを言わないように気を遣いつつではあるが。
撮影の最後は水中撮影を行う、とのことで記者さんが取り出してきたのが水中カメラ。水中カメラ自体は別に今時珍しくもないし、ぬたりはフィルムカメラ時代に愛機としていたほど。デジタル化した現在においては防水カメラは各社ラインナップされているし、別売りで防水ケースもある。
しかし、その時記者さんが持ってきたのは機械好きぬたりが見たこともないカメラだった。流石プロだなあ、と思いつつ、珍しいカメラですねえ、と話しかける。
「いや、確かに量販店では売ってないですが、ネットなら3万円くらいで売ってるカメラですよ。」
そんなんで天下のテレビ放送撮影するつもりかおい。というツッコミを素人は思い浮かべるけれども、メインのENGはあるわけだから、インサートカットの撮影程度なら別段問題はないわけでね。ENGのカメラは数百万円はするそうで、前述のような水の撮影をして壊そうもんなら、そらえらい勢いで怒られるわな。
んで、件の水中カメラはGoProというメーカー。アメリカの会社みたいですね。実際プロの現場で広く使われており、前述のカメラマンさん曰く、バラエティ番組とかで良くある、芸人がバンジージャンプとかやるときに頭にくくりつけられるのは大概これ、とのこと。
実際そういう方向に特化したカメラで、何より小さいし、防水ケースはもれなく付属。んで耐衝撃性も備える。様々なニーズに対応する数多いマウント類は、なるほど、そういう用途で使うには唯一無二と言えるカメラになるね。防水デジカメは数あれど、こんな風なニーズに対応できるのは他になかなかない。色々揃えたって、多分リコーの防水耐衝撃カメラより安いわ。
まあ、面白いとは思いつつ、実際には買っても用途がないので欲しいかと言われるとそんなに欲しくはない。出張所のHP用の写真撮るのに水中に固定して撮影したい気持ちが無いではないけど、どう考えてもそんな余計な予算はつかないし、自腹切って買うのはご免蒙る。というわけで、まあ興味はあるよね、程度でカメラそのものの話は終わる。

んで、このカメラ。日本の総代理店はタジマ・コーポレーションなる会社でね。知らない人は知らないでしょうがモンスター田嶋(※)の会社じゃないの、と言うのがぬたりのツボで、それを今日は言いたかっただけなのね(回りくどいわ!)


※本名田嶋伸博。スズキのモータースポーツと言えばこの人。WRC、パイクスピーク等々、スズキの車であちこちで活躍している。特にパイクスピークは自ら運転して2006年~2011年まで6年連続総合優勝(2012年はリタイア)。ちなみにモンスターは現在御年62才。ぬたりは頑張るオヤジは大好きだ。
コメント
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