なお計算してみると、高度110kmでは地球の重力は地表に比べると約97%になります。

ぬたりの仕事は言わば現場作業であり、出張所内の作業所にて業務を行うのが主となる。
んで、この現場作業にはアルバイトのおじさん達もおり、作業所のすぐ脇にはおじさん達の休憩室がある。
わざわざ自分の机に戻るよりはこの休憩室で休む方が便利であり、ぬたりも作業中の一休みはここにいることが多い。
で、ここにはおじさんたちが暇つぶしで持ってきた新聞や小冊子などが置いてある。
とある昼休みにぬたりがここで昼休みを取っていると、旅行関係の小冊子が目に入った。
実は6月25、26日と、友人連中と「東北の被災地にお金を落とすために東北旅行に行こうぜ」という計画がありましてね。なお被災地支援にかこつけてどっか温泉でも行ってどんちゃん騒ぎをしてこようぜ、みたいな気持ちはない。断じてないデスヨォ。

閑話休題。兎も角東北に行く予定はあるんだが、細かい日程は割と流動的なもので、なんかの参考にならないかなあ、と思い手に取ってみた。

参考にしたいのなら何故南極旅行の頁なんぞを熟読しとるんだ俺よ。

いやいや、こういう極端な場所ってぬたりは無茶苦茶惹かれますね。以前にもスバールバル諸島をネタにしたこともあるしさ。ま、スバールバル諸島は旅行費用が60万円～ということで、到底行けるもんでもないんだけどな。

それを言うなら南極点到達ツアーは790万円～という超弩級のプライスタグついてますけどね。

無理無理、こんなの脳味噌売っても無理。
ま、同じ会社が募集してるたった4分間の宇宙(高度110km)旅行に比べれば安いけどな。こっちのお値段は20万ドル。今のレートで1600万円くらいか。
ぬたりは逆にこっちは興味ないなあ。たった4分間の体験よりは愛読書「ライディング・ロケット」読んでた方が経済的だし面白い。

なお、上記の宇宙旅行のリンク先の揚げ足をとらせてもらえば、無重力「状態」は体験できても無重力は体験できないからね(ま、二つは事実上同じと言ってもいいんだけどさ)。まあそれを言ったら、古今東西宇宙飛行士全員が無重力なんか体験できてないんだけどさ。