
というわけでやってきました川原湯温泉駅キャンプ場。そして初めて見てます八ッ場あがつま湖。いや、完成前は何度か来てるんだけど、完成後は来る機会がなくて、さらには新型コロナで出不精にもなったもんでな。地元なのに初めて水が溜まってるの見たわ。
で、このキャンプ場は複合施設の中の一つ、という感じで、温泉施設だのカフェだのアウトドア体験だの八ッ場あがつま湖を拠点とした観光を提供する会社が運営。
いやもう、新しいキャンプ場はそれだけで正義。
とにかく施設が気持ちいいのなんの。トイレも売店もサイトの芝生もピッカピカ。スタッフも「長年の経験からこんなもんだろ」みたいなおざなり感は一切なく、気持ちのいい対応でキビキビ動いてくれる。

んで、今回からタープも導入。テンマクデザインのムササビウィングをテントの前に設置する形にした(通称小川張り)。ぬたりのテントは前室がなくもないんだが、正直2人では狭すぎ。なので暑い季節にバーベキューとか焚き火をするのには必須だった。一応難燃性のある素材(直火に当たれば燃えるが)のものを選んで、焚き火をタープ下でも楽しめるようにこれにした。

八ッ場ダムのダム湖畔に立地するキャンプ場ではあるが、湖面からはかなり高く、湖畔にあるという感覚は薄い。湖畔に近い場所には通路があって展望は楽しめるので、一応は散歩がてらダム湖を眺めてみた。

まだ完成間もないダム湖は立ち枯れの木が生々しいね。ダム湖が出来たとしても、元の風景の美しさには絶対に敵わない(意訳:ダム湖があって美しい風景ならダムが出来る前はもっと美しかった)、という言葉があるが、実際その通りだと思う。ぬたりは道路や鉄道建設という土木技術は好きで、もちろんダムの巨大な姿を見るのは好き。特に今後の日本では、こんな新しく大きなダムを見られる経験は希。それ自体は個人の興味をくすぐる対象としては好ましいんだが、諸手を挙げて喜ぼう、って訳にもいかんもんではあるんだなあ。
閑話休題
キャンプと言えばやたら荷物が多くなるので忘れ物は得てしてしがち。今回はバーベキューやるってのに、菜箸とソフトドリンクを忘れるという始末。まあ、ソフトドリンクなんて近くのコンビニで買えるし、箸なんてのは焚き火用の薪削ればいくらでも出来るわけでな。キャンプやる人へのアドバイスとすれば、忘れ物はかなりの確率でするからいちいち気にすんな、って感じな。
あとはキャンプ場でする暇つぶしを忘れるな、ってのはよく言われるのね。

だからガンプラ作ったわ。本格的には無理なんでストレート組みで。いやいやこれは皆様も是非。ストレート組みなら、2~3時間もあれば組み上がるよ。ガンプラなら接着剤もいらんし塗料なくてもかなりのレベルに仕上がるし。
さて、話をキャンプ場に戻せば、ぬたりはこのキャンプ場は「いい意味で」誰彼なく勧めたいとは思わないのよね。キャンプ場の性格的には高規格キャンプ場になり、基本的に値段が高いのよね。もちろんそれに見合うだけのサービスはきちんとあり、数こそ少ないけど手ぶらでキャンプを楽しめるサイトもある。だから多くの人には勧められるんだけど、昔ながらのキャンプを楽しみたい人にはここはちょっと違うかな。例えば昨今キャンプ動画では有数の認知度を誇るヒロシあたりはここのキャンプ場には魅力を全く感じないと思うし。
まとめれば
・施設がとにかくきれい
・話題の八ッ場ダム湖畔に泊まれる
・バーベキューサイトの数が多いので、飲み物は時間制飲み放題も可能
・温泉入浴すら可能
・利用に制限のある八ッ場ダム湖での水上アクティビティ(カヤックやSUP)も申し込める
・スタッフみんなやる気があって愛想良い
・その分値段は高い
こんな感じになる。手ぶらでキャンプできるサイトもあるように、どちらかと言えばキャンプ初心者から初級者には良いと思うし、実際初級者のぬたり達はかなり楽しめましたわ。