一昨日、岡崎慎司と香川真司が、両チーム1対1という激闘を演じた。首位争いにも絡んでいる勢いがある両チームだ。さて、ご両人それぞれのゲーム後戦評、相手評を転載してみる。スポーツナビから取ったもので、まず香川の、次いで岡崎の戦評である。
【 前半の立ち上がりはいい形で入ることができたのですが、相手もうまく盛り返してきて、前半はすごく厳しい戦いになりました。プレスがはまらなかったり、攻撃もなかなかうまくいかなかった。僕自身、体も重くて、寝ているようなサッカーになってしまった。ただ、ワンチャンスで前半のうちに追いつけたことは、後半のサッカーにつながったと思う。後半を見る限り、僕たちもチャンスというのはたくさんあったし、勝たなければいけなかったかなと思います。
(後半の決定機は)フリーすぎて、丁寧にいきすぎた分、ちょっとプレッシャーに負けてしまいました。(岡崎については)前半から僕たちはバンバン裏を取られていたし、前への推進力というのをすごく感じました 】
【 とにかくファイトできるところでしっかりやろうと思っていたし、チャンスがあれば必ず点を決めようという意気込みでやっていました。自分のやりたいことはほとんどできたと思うんですけど、最後のところで決めることだったり、ドリブルだったり、そういうところで一歩が足りなかった。
全体的にやっぱりプレッシャーを掛ける側だったので、攻撃に出た時には(前線との距離が)ちょっと遠かったかなと思うんですけど、後半になって相手がバテてきて、これからという時の交代だったので、信頼をもうちょっと勝ち取れるようにしていかないといけない。
(日本人対決については)おれの方が多く点を取ろうと思っていましたけど、お互いに自分の良さは出せたのかなと思います。真司(香川)とはJリーグとかでも対戦していなかったのですが、相手にしてみて、本当に怖い選手だなと思いました 】
以上いずれの記事にも、「-Yusuke Mimura from Germany-」と筆者名があったことも記しておく。
上の評で僕としては、香川のこの岡崎評がおおいに気になったところだ。
『(岡崎については)前半から僕たちはバンバン裏を取られていたし、前への推進力というのをすごく感じました』
これで岡崎が現在3得点ということは、こんなことが示されていると観た。いかに味方が良いパスを出してくれないかということだ。シュトゥットガルトに中村憲剛がいたら、岡崎はもうこの倍も得点していると思う。また、こんなふうに岡崎の力を使い切っていない監督も、マダマダだなと観た次第だ。
また、岡崎自身が語っているこんな言葉も、監督の見る目がない事を示していると思う。
『後半になって相手がバテてきて、これからという時の交代だったので、信頼をもうちょっと勝ち取れるようにしていかないといけない』
相手がばててきた時こそ、岡崎は生きる選手だ。スタミナがある日本人の中でも、特に強い選手だったはずだから、他の選手を替えた方が得点の可能性がはるかに高くなるはずだ。監督はきっと「前半からあれだけ守備にも走ったのだから、ばてているに違いない」と判断したのだろうが、その判断は誤りだと思う。
逆に、岡崎の香川評では、この部分が実に新鮮だ。この二人、日本でのことも含めて初対戦らしい。
『真司(香川)とはJリーグとかでも対戦していなかったのですが、相手にしてみて、本当に怖い選手だなと思いました』
なお、香川の怖さは特別な物であって、この点については昨年9月17日の当ブログ拙稿をお読み願えれば嬉しい。右欄外最下段の方に年月欄があるから、10年の9月をクリックする。すると、上方のカレンダーがその月の物に変わっているはずで、その17日をクリックすれば、その日のエントリーがすべて出るはずだ。よろしく。
【 前半の立ち上がりはいい形で入ることができたのですが、相手もうまく盛り返してきて、前半はすごく厳しい戦いになりました。プレスがはまらなかったり、攻撃もなかなかうまくいかなかった。僕自身、体も重くて、寝ているようなサッカーになってしまった。ただ、ワンチャンスで前半のうちに追いつけたことは、後半のサッカーにつながったと思う。後半を見る限り、僕たちもチャンスというのはたくさんあったし、勝たなければいけなかったかなと思います。
(後半の決定機は)フリーすぎて、丁寧にいきすぎた分、ちょっとプレッシャーに負けてしまいました。(岡崎については)前半から僕たちはバンバン裏を取られていたし、前への推進力というのをすごく感じました 】
【 とにかくファイトできるところでしっかりやろうと思っていたし、チャンスがあれば必ず点を決めようという意気込みでやっていました。自分のやりたいことはほとんどできたと思うんですけど、最後のところで決めることだったり、ドリブルだったり、そういうところで一歩が足りなかった。
全体的にやっぱりプレッシャーを掛ける側だったので、攻撃に出た時には(前線との距離が)ちょっと遠かったかなと思うんですけど、後半になって相手がバテてきて、これからという時の交代だったので、信頼をもうちょっと勝ち取れるようにしていかないといけない。
(日本人対決については)おれの方が多く点を取ろうと思っていましたけど、お互いに自分の良さは出せたのかなと思います。真司(香川)とはJリーグとかでも対戦していなかったのですが、相手にしてみて、本当に怖い選手だなと思いました 】
以上いずれの記事にも、「-Yusuke Mimura from Germany-」と筆者名があったことも記しておく。
上の評で僕としては、香川のこの岡崎評がおおいに気になったところだ。
『(岡崎については)前半から僕たちはバンバン裏を取られていたし、前への推進力というのをすごく感じました』
これで岡崎が現在3得点ということは、こんなことが示されていると観た。いかに味方が良いパスを出してくれないかということだ。シュトゥットガルトに中村憲剛がいたら、岡崎はもうこの倍も得点していると思う。また、こんなふうに岡崎の力を使い切っていない監督も、マダマダだなと観た次第だ。
また、岡崎自身が語っているこんな言葉も、監督の見る目がない事を示していると思う。
『後半になって相手がバテてきて、これからという時の交代だったので、信頼をもうちょっと勝ち取れるようにしていかないといけない』
相手がばててきた時こそ、岡崎は生きる選手だ。スタミナがある日本人の中でも、特に強い選手だったはずだから、他の選手を替えた方が得点の可能性がはるかに高くなるはずだ。監督はきっと「前半からあれだけ守備にも走ったのだから、ばてているに違いない」と判断したのだろうが、その判断は誤りだと思う。
逆に、岡崎の香川評では、この部分が実に新鮮だ。この二人、日本でのことも含めて初対戦らしい。
『真司(香川)とはJリーグとかでも対戦していなかったのですが、相手にしてみて、本当に怖い選手だなと思いました』
なお、香川の怖さは特別な物であって、この点については昨年9月17日の当ブログ拙稿をお読み願えれば嬉しい。右欄外最下段の方に年月欄があるから、10年の9月をクリックする。すると、上方のカレンダーがその月の物に変わっているはずで、その17日をクリックすれば、その日のエントリーがすべて出るはずだ。よろしく。