OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ひとときの楽しみ

2005-11-21 15:07:24 | Weblog

なんか、こう、毎日、嘆き節ばっかりで申し訳ないです。しかし実際、仕事がビッシリ、次々に襲い掛かるトラブル……。これが年末まで続きそうです……。

仕入れたネタを楽しむ暇も、本サイトを更新する時間もないんですが、昼メシとかお茶の時間のひとときには楽しいBGMを心がけています。で、本日は――

The Best Instrumentals / Santana (UK Sony)

サンタナといえば、ラテン・リズムに官能のギター! まさしくそれがウリと言って、否定出来ないでしょう。その一番美味しい部分だけを抜き出して編集したのが、このアルバムです。

内容は「君に捧げるサンバ」「哀愁のヨーロッパ」という、冒頭からの2連発がクサミ満点の効果があって、それからは全15曲、泣きと哀愁、琴線に触れるメロディの連続が、サンタナだけのギターでたっぷりと味わえます。

特に「Love Is You」なんて、最初聴いたときは高中正義かと思ったほどの歌謡曲ナンバーで、最高です。また「Moonflower」は、あまりにもラテン歌謡なんで、日本のフュージョン系バンドは恥かしくて出来ないでしょう。それほど、徹底してくれるのが、サンタナの強みなんです。ちなみに「哀愁のヨーロッパ」は来日した時に歌謡曲を聞いて作ったとか!

他にも隠れ名演の「Song Of The Wind」とか、白木マリのダンスが出てきそうな「Soul Sacrifice」も楽しく、「Blues For Salvador」の荘厳な雰囲気もたまりません。

本来はサンタナのアルバムをきちんと聴かなければならなんでしょうが、私のような凡人には、良いとこどりのこんな編集盤が、日常のマストアイテムになっています。

ちなみにこのアルバムには「Vol.2」もあって、そちらにも名曲・名演が凝縮されていますが、個人的愛着度からこちらを推しておきます。

コメント (2)
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