湯沢市にある秋の宮温泉郷の一つ、鷹の湯温泉で異常現象が起きている。
2020年11月から、温度が低下し、同時に湯量も減少。37.7度の水が細々と出る程度となった。現在は休業中で、廃業を迫られる事態となっている。
それで最近稼働したばかりの山葵沢(わさびざわ)地熱発電所の存在が、とても気になる。
山葵沢地熱発電所は2019年5月に稼働を開始したばかりで、国内では23年ぶりだと話題になった経緯がある。
地形の関係を見ると、山の上の方に発電所があり、温泉は川のそば。離れているように感じる。しかも他に温泉旅館が5軒あり、鷹の湯は一番山から遠い。
でも地下の事だから安易に関係ないとも言えない。
発電所の配置を見ると、標高の高い方から熱水を取り出して、蒸気でタービンを回し、冷えた水をやや低い場所から地下に戻している。その場所から地図上で約3kmちょいの場所に鷹の湯がある。
地熱を取り出す岩盤は通常地下1500mから3000mだそうだ。だから熱水を戻す縦穴は、深さ3km程度あるだろう。そうすると、たて・よこ同じくらいの距離だということになる。
ほかが正常だから、あなたも無関係とは、言えるかな。
多少は自分たちが関係しているかも、と内心考えているかも知れない。
大げさにするつもりはないけど。
相談に、乗ってあげても、バチは当たらない。