松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

今年の便所カレンダー

2022-01-03 13:27:54 | 日記・エッセイ・コラム
 まず去年の暦の事から。1年間、石に描いたアマビエの絵を見て過ごしました。まさか丸々1年、コロナのお世話になるとは思ってなくて。このアマビエ、すぐに忘れられる運命じゃないかな。と心配しました。1年持って、良かったです。

 今年はこれで過ごします。秋田の郷土料理です。左上から順に行きます。「ハタハタ寿司(県北沿岸部)」です。秋田音頭に登場するので、県民なら「八森」という地名が浮かびます。去年も不漁でしたが、北に行くほど獲れました。南部はほぼゼロ。海には地上より顕著に、温暖化の影響が現れます。
 赤すし・まま漬け(県北部)です。多分ですが、ご飯の漬物みたいな感覚です。色は赤ジソのようです。発酵させた麹を使っているのかと思ったら、違うようです。酸っぱいけど甘い、秋田の味付けだと思います。
 豆腐カステラ(県南部)。豆腐で出来た、甘さのある菓子風の一品です。私は味のない豆腐は苦手ですが、これは好きです。
 かまぶく(県北部)。米の粉で作った巻物というか餅というか。そういう甘いものです。祭祀に関係して良く現れます。おやつ感覚です。と分かったような事言ってますが、実際に県北に住んだことも、家庭にお邪魔したこともないので、不確かです。
 だまこ鍋(五城目町)。きりたんぽ鍋の「だまこ版」です。「半殺し」のうるち米を玉にして、放り込みます。違いは、思うに、「きりたんぽ」はセリの根とマイタケが必須だと思います。
 バター餅(北秋田市)。最近うわさが全国に轟いた逸品です。時が経っても柔らかい。マタギが山に携行したという噂です。意外に餅とバターが合うことが分かります。
 いや、ちょっとコレ。1回で終わらんわ。
 第2回に続く。

 全く食った事がない、想像すらできないものが一つ。あるような、無いようなものが4~5個。秋田県は広いなあ~。
コメント
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