きのうの流れで聞いて下さい。女性は概して井戸端会議が得意なので、ストレスは口に出して発散するし、そのおかげで毎日脳が回転しています。
それに引きかえ、わたくしはどうしたものか困っていました。ついに見つけました。
朝市に行って、しゃべりまくってくればいいんだ。
まず野菜を並べたお母さん。この白菜、どうやって今頃出せるわけ? 答え「これはよ、新聞紙さくるんで、小屋さおいでおぐなだ」なるほど、新聞紙なんだ。
鯉がピンピンしています。ブスッとしているように見えますが、向かい側の店と仲良く楽しそうに語っています。
要するに、全員顔見知りだから、ひまだと常にやり取りしているのです。そうやってしゃべりまくっているから、若いんでしょう。写真に写ると、実際よりみなさん若く見えます。きっとそのせいなんだと思います。
旦那衆は寒がりが多く、ストーブ持参で暖まっている方もおります。
「きのうもなあ、市民市場さ、この福寿草、卸してきたどごだあ」
一番お話しをしたのが、安田さんと言う「つくだ煮や」さんでした。本格的に、農業用水で馬場目川が汚染されて困っている話をしました。
確かに、イナゴが見えなくなりました。一時、農薬が騒がれた数年間、イナゴの大発生を見ました。あれから20年近く経ったでしょうか。今は環境に馴染んだメダカだけが、元気に泳いでいます。安田さんは話し好きで、話題を振ることなしに、いくらでも続いて行きます。
これが皆さん商売と同様に、楽しみに店を出している動機なのでしょう。それが証拠に、買っていけーとは言いません。普通、これとこれ、おまけして500円にするから、とか言いますよね。言わないんですよ。
朝の8時半ですから、まず「おはようございます」と挨拶はします。どうぞ見て行って、とは言いますが、積極的に売り込む人は、あまりいません。私が買いそうに見えないことも、ありますかね。
おかげで、久しぶりに、声を出しました。私のボケ防止は、これで決まり。
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