松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

立花隆はボケたのか?NHK臨死体験。

2015-03-24 15:22:32 | 日記・エッセイ・コラム

 きょうから3夜連続NHKBSで「死ぬとき、心はどうなるのか 立花隆“臨死体験”を追う」を放送するようだが、全く期待していない。おそらく彼は高齢のためボケが来てるか或は戦中派特有の価値観の逆転による影響から脱していないものと思われる。まだ放送していないものに断定を下すのはギャンブルだが、結果が楽しみだ。

 彼は根っからのジャーナリストで、自分の関心の持った事柄に関しては妥協を許さない。「宇宙からの帰還」は私の大事な数少ない蔵書の一つだ。宇宙空間から地球を眺めた飛行士の、その後の人生を追跡して面白い本に仕上げた。地球の周りを回っただけの飛行士と、引力圏を脱して月まで行った飛行士では悟り方が違うらしい。地球を1個の星として見た飛行士は、例外なく地球が奇跡の星に思える。そこで出会うのは神の存在だ。目にこそ見えないものの、神が近くにおられることが感じられるという。この場合も日本語でいう「神」とは多分ニュアンスが違うのだろう。唯一の存在である「創造主」という意味だ。彼らはUFOも目撃しているはずだが、そのことは一切出てこない。しかしながら、神秘体験を通して地球に帰還した彼らは例外なく、同じ人間ではなくなるという。ある飛行士は伝道者となり、別の飛行士は環境問題に積極的に取り組むようになり、また詩人になったり、世間と一切の関わりを断つ人間もいる。

 前にも立花隆は臨死体験でテレビに出ている。各国に共通の体験例始め、脳科学者が自分で体験した報告もあるが、死後の世界に関しては、彼には興味がないらしい。もっぱら自分が死の間際に際して、どうなるのか。そのことに固執する。死の間際、脳は最後に素晴らしい夢を見せてくれて、恐怖から解放してくれるのだと、考えているようだ。脳に酸素が行かなくなっても、いろいろ活動しているのだと信じたいらしい。だから私は予言する。今回もそういうつまらない結論に達するだろう。

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