松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

地震の直前、日暈を見た。その写真

2013-08-04 17:48:02 | 写真

P8041081


角館の安藤醸造元北浦本館の駐車場で、鮮明な日暈を見た。

空の大部分が巻雲ともつかないスジ状の薄い雲に覆われていた。

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この約20分後、武家屋敷を散策中、宮城の震度5強の地震に遭った。

12時13分だったから太陽が南中している頃で、真南の方向になる。

尾を引いているように見える雲はほぼ仙台の方向になるはずだ。

日暈と地震雲は違うが、かと言って無関係とも思わない。

地殻を構成している岩石は鉱物から出来ていて、鉱物は豊富な金属イオンを

含む。断層が動く直前の圧力がかかった岩盤は、磁界を発生したり電荷を帯びた

イオンを放出したりするかも知れない。それに水分子が反応するということは

考えられる。この日暈の輪は非常に大きかった。多分、ハローの周りの

雲の水蒸気は高度が低かったのだろう。

P8041085


この昭和初期の建築物を見学中、窓ガラスが一斉にカタカタ言い出して

案内の方が地震です、と冷静に言う。分かりやすい家だった。

ガラスが鳴り出した時、振動は感じなかったのでP波(縦波)に反応したのだろう。

P波はスピードが速い。昔の家屋だったら、ガラスが鳴り出してから逃げても

間に合うように思う。

この細かな模様の窓ガラスも、代わりが利かない貴重なガラスだそうだ。

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