松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

世界的権威の脳外科医が「あの世」の存在を認めた。

2013-11-29 08:15:13 | テレビ番組

たけしのアンビリーバボーを見た。その医師の名はエベン・アレグザンダー氏。

ニュースにもなっていたので、知ってはいたが1時間番組で、しかも再現映像付き

で改めて見るとインパクトは大きいものがある。彼の書いた本は全米で200万部

を超えるヒットを記録しているそうだ。確実にアメリカでも輪廻の思想が受け入れられ

つつあると感じる。

彼は54才で自分が経験するまでは、患者の臨死体験の話をまともに聞いていなかった

し、脳科学的にもあり得ないと考えていた。しかしその年、細菌性髄膜炎でまるまる

1週間、こん睡状態に陥った。この時、脊髄と脳を含む髄膜が感染し、脳の活動は

完全に停止していたのだ。同僚の医師は1週間目の日、家族に告げた。

「今後12時間以内に、具体的な回復が見られない場合は、

抗生剤投与を打ち切りたいと思います。」

その間、彼は臨死体験をしていた。6日目にベッドの周りに集まった家族と医師5人を

覚えていたし、トンネルを抜けて空を自由に飛び、見知らぬ女性と会話をしていた。

この病気に罹って回復し、機能障害も残らないで生還した例は一度もない。

それほどの難病だった。しかし彼の場合は何の後遺症も残らず復活した。

彼自身、「医学的理解を超えた奇跡です。」と語っている。

その後の彼は、臨死体験中に起こった事をノートに残らず書きとめ、その間の

自分のデータを丹念に調べた。大脳皮質は大きく腫れあがり、完全に機能を停止

していた。この状態で何かを感じたり見たり、まして幻覚を起こすことも

あり得ないことだった。

体験中のことで心に引っかかることがあった。それは見知らぬ女性のことだ。

「あなたは色々な人々に深く愛されています。決して一人ではありません。

だから、お帰りいただいた方がいいでしょう。」

普通、三途の川で出会うのは、亡くなった親族というのが相場となっている。

見たこともないはずだった。それは彼が養子にもらわれた後に出来た妹だったのだ。

妹は30代の若さで亡くなっていた。そして彼を産んだのは、当時高校生だったカップル、

妹と彼の実の両親だった。捨てられたと思っていたのが実は、やむなく周囲に説得されて、

仕方なく手放した子だった。ここまで来るとまるきりテレビドラマの世界になっちまうが、

ほんとのことだからしょうがない。

スタジオの一人が、死後の世界について、夢の中の世界みたい、と言った。キミ、

いい感しているよ。無意識に口を出た言葉だと思うが。

記憶を持って復活したことについて、この医師は脳以外にどこかに記憶をつかさどる

部分が存在するに違いないと考えている。それは集合的無意識かもしれないし、

自分の体内にあまねく存在する「細胞質内の水」かも知れないし、

DNA鎖の最後にくっついているという、生物的ハードディスクに当たる

金属の存在かも知れない。

孤高の天才発明家ニコラ・テスラが、いみじくも言っているそうだ。

「科学が非物質的な現象の解明に挑んだならば、10年間で今までの人類の

歴史全てをはるかに凌駕する進歩を遂げるだろう。」

物質よりも精神の尊さを優先する国が、世界に二つある。一つは幸福度を

基準とする国ブータンだ。そして今ひとつは、この国だ。

日本が世界に先駆けて、精神世界と物質の世界を結びつける役割を

果たすべきだろう、と思う。

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