カミナリについて以前から関心を持って考えています。頻発する雷雨の中のカミナリを蓄電できたら、こんなに発電所は要らないでしょう。
カミナリが成層圏まで到達している写真を見て以来、これは宇宙から来ているに違いないと思うようになりました。それに「スプライト」という現象もあります。宇宙に向かって光るカミナリです。
カミナリとは、太陽からくる電荷を帯びた粒子、太陽風が地球の磁気圏に捕まって集まり、入道雲のような電気の通りやすい通路が出来ることによって、文字通り地球にアースする現象なのだと思っています。
ところがこの考えに矛盾する現象を見つけました。それが火山雷です。桜島の噴煙は今回2200mと報道されています。これでは宇宙とつながりません。しかも噴煙と水蒸気では性質が全く違います。しかしこう考えることも出来ます。噴煙ではなくて、まだ熱い、溶岩のバラバラになった状態、火砕流です。
火山雷の写真をつぶさに観察しました。ほとんどは焼けた石がボンボン飛んでいる中で起こっています。岩石が溶けた状態は、金属成分が溶けた状態で、電荷が分離しやすいはずです。熱水も豊富にあるでしょう。電気が通りやすい噴火口上空で作られるプラズマの通り道。それが火山雷ではないのか。マグマに溜まったプラズマが放出される過程。それが火山雷ではないのか。
噴煙の摩擦によってカミナリが発生する、とニュースでは伝えています。そうでしょうか。わざわざ摩擦を起こすように、隣同士の粒がふるまうでしょうか。そして上下に分かれるでしょうか。上昇気流に乗って素直に昇っていくのではないでしょうか。
中には噴煙のはるか上からズドンと落ちるカミナリもあります。これは普通のカミナリと同じく、宇宙から発生したものだと考えます。
そもそもの疑問に、雲の中で氷の粒がこすれあって、プラスの粒とマイナスの粒が、上下に分かれる、という説明が納得いきません。もしそうだとして、どうやってあれだけのエネルギーを、一粒一粒から一瞬にして集められるのでしょうか。
とは言え、この美しさには心奪われてしまいます。
ps.unknownさん、解説ありがとう。マグマの中で電流が流れている理由、何となく分かります。地球は回っていますから、誘導起電流かなんかでしょう。