松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

宇多田ヒカルが、ロンドンに住むわけ。

2020-05-18 10:53:55 | 日記・エッセイ・コラム

 宇多田ヒカルがロンドンから映像を送って、日本の人たちを楽しませている。「ヒカルパイセンに聞け!」だっけ?

 なんで料理のまずいと評判のロンドンに住むのか。音楽環境もあるだろう。子供の教育もあるのかも知れない。

 でも考えた。料理を作る側に立って、物事を考えたことがない。作る側にとっては、楽かも知れない。行ったこともないのに言うんだが、ジャガイモとベーコンがあれば、食事になるとしたら、これほど楽なことはない。メニューに悩む必要もない。

 日本がこうなったのは、比較的新しい。ワイらが育った環境は、縄文時代からそう変わっていない。なべを囲む食卓という意味では同じだ。

 嫁がビックリしていたが、我が家は「かやぎ」がテーブルの中心を占めていた。「かやぎ」はなべ料理のことで、味噌汁とは違う。おかずの比重が高い。キャベツと豚肉と、あとそこらへんの具材を入れて、野菜のうまみを楽しむ。

 当時は「うまい」「うまくない」で食べていたことはない。「腹減った」で食べていた。

 縄文から考え方は変わってない。旬のものを、旬に食べる。だから今はタケノコがあれば幸せ。その次が何になるかは分からないが、枝豆が出るまでの辛坊だ。また出たよ。

 そういう意味じゃ、オレもイギリス連邦の田舎に住めるかも。

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