まだ三日しか経ってないが、幕内の相撲で「物言い」がつく取組みが多く、ビデオ判定で決着する一番が毎日発生している。
ややこしい相撲が多くなった事は、いいことだ。それだけ技量が接近し、動きの速い相撲が増えたということだ。
しかし見ていて毎日不満が募る。スロー再生でしか確認出来なかった「タッチの差」を元に、勝敗を決めるのは、いかがなものか。
行司は専門職だ。プロの判定士だ。彼らが判断に迷うほど接近した相撲は、すべて「取り直し」にすべきだ。だって、誰が見たって、土俵際に追い詰めたのは、「勇み足」をした力士の方なのだ。可哀想に。初日に負けが付いた錦富士。
解説の舞の海は言ってました。あれは「かばい手」と同じじゃないか。
なんで無理に勝負をつける。「取直し」という方法があるのに。
きわどい一番は、すべて「取直し」。そう決めましょう。審判部と親方連中は、バカばかりなのか。観客を優先しろよ。観客があっての大相撲だろが。取直しは、なぜか湧く。期待している証拠だ。
解説者が、一方の力士は2番取る力が無い。筋肉がついて行けない。そう言われた力士が居た。ハッキリ言うね。「取り直し」は、より勝ちたい方が頑張る。それで、いいでしょう。
その代わり、「変化」は無し。そう決めましょう。そうじゃないと、浮かばれない。体力温存で「変化」して勝つ。それは「卑怯」というもの。
取組みが終わって、弓取り式が始まった。四股を踏む時、「どっこいしょ~」の掛け声があがる。おや、解禁されたのか。残念だな、横綱が不在で。
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