松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

安藤昌益という稀代の思想家を生んだ大舘という所

2014-01-12 08:09:59 | 学問

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地元新聞によると、ことしは国民文化祭が開かれるのを機会に

秋田の偉人、安藤昌益を知ってもらおうという企画があるという。

この人は司馬遼太郎によると、日本では思想家は生まれなかった

と言われているが、秋田のへき地に安藤昌益がいた、となる。

「働かざる者、食うべからず」という言葉があるが、まさしくこのことを

言っている。直耕(ちょっこう)という言葉を編み出し、農民こそがこれの実行者であり、

これに寄生するものは例え殿様であろうと、寄生虫だ、と言っている。

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過激なまでに純粋な思想家、それが安藤昌益だ。

同時に安藤を語る上で重要な人物がいる。彼を見出した狩野亨吉(こうきち)だ。

ついでに内藤湖南(こなん)。この三人を生んだ大舘・鹿角という場所は

特異な地域だと思う。ストーンサークル、クロマンタ、パワースポットと

言われる場所と重なるのは偶然だろうか。

約11年前の安藤昌益論を読んでちょうだい。

「anndou.pdf」をダウンロード

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