情報は二日古いですが、あらためて感動しています。
長女が13歳で、下は1歳に満たない乳児。母親が4日間、生きていたようですが。この長女は、大したもんです。生き延びる知恵を持っていました。
都会暮らしの子供なら、まず無理でしょう。彼らは先住民のウイトト族で、ジャングルに近い村に住んでいました。しっかりした「教え」のおかげだと思います。「教育」とは、こうでなければいけません。実際に役に立つものでなくては意味がないです。何に注意するべきか。何が食べられる植物か。
母親が亡くなった心細い中で、よくぞ言いつけを守ったと思います。
最初に一報を聞いた時は不思議でした。どうやって、ジャングルで40日。しかし、ウイトト族と聞いた途端、現地を知る解説の人が「なら、大丈夫です」と太鼓判を押しました。あれが一番、無責任でした。もっと、褒めて上げてよっ。
ウイトト族は、10歳で一人前扱いされるそうだ。9歳の次女も知識はあったようだ。
何かと先住民は、虐げられて生活し、それでも生き延びて来た。
自然と共に暮らしてきた民族だからこその知恵だと思う。
マタギ文化と共通の思想だ。
縄文人と一緒だ。
同じモンゴロイドとして誇らしく思う。