松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

遅い初詣

2023-01-12 18:38:58 | 日記・エッセイ・コラム
 日本の成立を考察している課程で、面白い動画に巡り会った。そのせいで、魏志倭人伝で言うところの「倭人」は誰なのか。気になって来た。老いも若きも顔や体に「入れ墨」(刺青)をしているという。それじゃあ縄文人じゃないか。土偶にハッキリ入れ墨が書いてあるよ。
 個人的にタトゥーはキライだったが。そう言えばご先祖様は入れ墨だったワ。

 そういう流れで、秋田物部氏が存在することが分った。物部守屋は蘇我馬子に滅ぼされたが、守屋の一子那加世が落ち延びて、現在の地(大仙市協和境)に定住した、という。
 守屋と言えば守屋浩。♪僕は泣いちっち 横向いて泣いちっち (申し訳ない)
 長くなりましたが、その64代当主が物部長仁で唐松神社の宮司さんなんです。

 安産の神様に、何でこう気に掛かるのか。子が産めない体なのに。と不思議でした。やっぱり場のオーラが半端なく、あったのですね。殊に樹齢400年の杉並木の参道が・・。

 それと忘れてならないのが、オラの名前の由来。祖母が、唐松様から頂いたと教えてくれた。それもある。
 で、妻に言った。「ドライブしてくる。唐松神社まで」そしたら意外な返事が返ってきた。私も行こうかな。
 今、理由が分った。元日、初詣に行きそびれてしまった。それが、あったのか。

 唐松神社は、ほかと変わった所が二つある。①社殿が地面より低い事。②物部邸の敷地内に「天日宮(あまつひのみや)」という、見た目が変わった神社がある。

 今は神社を支える石垣が見えないが、全部で数10万個の寄贈された丸い天然石から出来ている。そして最も霊験あらたかな石が、裏にある3体の抱石だ。中央の丸い石は、どれだけの人が磨けば、こうなるんだろう、という貫禄がある。子宝に恵まれなくてもいいけど、撫でて来た。

 妻がおみくじを引いた。「小吉」あまりいい事は書いてない。
 そんなもんだろう。この先、夫婦にナニ良いことがあるってよ。宝くじも買ってないのに。

 神社に、素晴らしいトイレが出来ていた。暖房完備で清潔・綺麗。男子はブース2個。13号線を通る時は、毎回拝んで行ったらいいやら。

 杉の大木の間で深呼吸をしたら、肺の中に良い気が入って行って、気分が良くなった。頭スッキリ。洗われたように気持ちいい。気分転換が必要な方は、是非行って見て頂戴。
コメント
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