松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

真冬の熱帯温室に咲くオレンジ色の花

2023-01-27 16:08:50 | 日記・エッセイ・コラム
 寒波も一服した今日、出掛けたくてしょうがないので、独り言のように言った。大潟村の温室まで行って来る。一緒にいかがですか?
 もう缶詰状態に飽き飽きしている。とにかく外へ出たかった。結局一人旅になった。夏場なら近道を通って30分あれば到着する。ところがその近道は除雪しない。吹き溜まりが出来ていることが想像できたので、国道を行く。
 気温は零下で、路面が出ている場所は、わずかだった。いきなりトレーラーを牽引するトレーラーに出会った。その数分後、ワンボックスカーを、雪をつけたまま斜めに積んだトラックが行った。突っ込んだ状況が分かるような積み方だった。おおお、みんな、頑張っているなあ。

 というわけで、行きに1時間掛かった。後悔はしない。しないが、想像したよりヒマだった。行かない人の気持ちが分かった。絶対、家に居た方が楽だ。大潟村の単純な1本道は、とても長く感じた。対向車とすれ違うのは緊張するが、それでも一人旅よりマシだ。あそこは風がピューと吹いたら、ホワイトアウトになる。連れが欲しい。

 温室には、目玉となる植物が咲いていた。「オレンジ・トランペット・バイン」名前がすぐに浮かんだ。何しろオレンジ色の、トランペット型の花が咲く、バイン(つた植物)だもんね。

 萎れかけた花もあったから、大分前から咲いていたのだろう。バナナ越しのオレンジトランペットバイン。

 コートダジュール越しのオレンジトランペットバイン。

 ランも見事だった。入り口で、真っ先に出迎えてくれた。

 帰りは男鹿街道を来たが、40分と少々で着いた。こっちは夏場とあまり変わらなかった。

 あ~。やっぱり。家が、一番ホッとする~う。
コメント
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