松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

大曲の花火を、やった、見た。

2020-08-30 07:58:08 | 日記・エッセイ・コラム
 今年もはっきりと言える。オレは大曲の花火を見たぞ。テレビを通して、生でな。
 例年と違うところは、一つも無かったよ。規模を除いては。

 凄いことだと思うよ。


 だって段取りが、寸分たがわぬ展開だったからね。

 オープニングが津雲優の夢の空
 去年と同じ数、28の業者による10号玉一発に賭ける渾身の打ち上げ
 フィナーレの津雲優「いざないの街」秋田県民歌入り、10号早打ち30連発
 おまけに花火師の赤いトーチ。それに応える観客のペンライト・スマホの揺れる光。何もかも、完璧にそろっていたじゃないですか。

 忘れてならないのが、呼出しのおじさんの声。「第1号~っ」
 続いて女性の「昇り曲導付き三重芯変化菊、株式会社小松煙火工業」
 この形式美ですよ。 今年は花火師さんのメッセージが続けて読み上げられて。実に特別な大会になりました。


 ベテランの秋野暢子似の秋野由美子アナウンサーの造詣深いコメントも良かったし、柳葉敏郎も頑張って泣いていました。あれでいいのです。百の美辞麗句より一つの涙です。ため息です。それがビンビン響きましたよ。

 まさか、あのNHKがね。 ドッキリを仕掛けるとは。

 驚きましたよ。テレビ欄はひと言「秋田・大曲の花火」

 見逃さないで、良かったあ~。

 地元に居たら、オレも馳せ参じていたよ。来るなったって行くさ~。

 数十万までいかない、数十か数百のペンライトだったが。感動したよ~。

 NHKより地元を褒めなくちゃね。地元花火師と大曲市民の熱い想い。

 花火の街のプライド。見せてもらいましたよ。

 ps. 山梨県のマルゴーさんの花火が一番、印象に残る。
    今、流行りの「時間差」だが、スイカの縞模様がぐるぐる回る中で
    3次元空間の処理がエグかった。


コメント
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