松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

鳥海山・木のおもちゃ美術館

2019-04-13 13:37:20 | 日記・エッセイ・コラム

 加藤未来アナに出会う前、懐かしの旧鮎川小学校へ行っていた。

 ここは国の有形文化財でもある建物の中を改装して作った「木のおもちゃ美術館」

  再三、県内のテレビで紹介されていたので、1回は見てみたいと思っていた。

 入館料の800円は、妻に言わせれば高い。確かにそう思う。これが庶民感覚だと思う。

 そこから得られるものが、800円に値するかどうかで、入館料の価値は決まる。

 妻は得るものが少なかったということだ。

  孫に散々プラスティックのおもちゃを与えている世の親に言いたい。それじゃダメだよ。木の質感を知って、馴染んでもらわなくちゃ。

  プラスティックのぶつかる音は、子供の情緒形成に良くないと思う。木のカンカンは、脳細胞が分裂する音だ。

  だからショップのおもちゃを吟味した。迷うくらい、いいものがあるが、何しろ安くない。カラフルな色の数珠のような玉があって、手の中でジャラジャラ言わせると気持ちがいい。しかし2160円。安い人には安い。高いと思う人には高い。妻は手を出さなかった。

  結構、大人が行っても楽しく遊べる小道具やパズルやおもちゃが一杯ある。平均年齢70代のジジババが行っても、楽しかったですよ。

  ちょっとした軽食もあったので、カレーを注文した。さっきからカレーの香りが充満していたからね。

 一人だけ本荘うどんとおにぎり。すべて食器は木製。食堂自体も床からテーブルから寄木細工の壁まですべて木。

  子供連れのための甘口カレーだったが、お年寄りにもやさしい味だった。

  長男が小さい頃、ぎんなんを捕りに来たことがある小学校が、こうも変身するとは。

  出来ればグラウンドの横を、由利高原鉄道の車両がトコトコ行くと、もっと気分が出たんだが・・・。

コメント (2)
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