松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

白鵬の「かち上げ」は、プロレス技のラリアート。

2016-07-17 15:15:26 | 日記・エッセイ・コラム

 ダルビッシュ有が手術から復活して、ムキムキマンになって、スピードが上がって、これ以上ない状態で帰って来ました。

 このシーズンは、リハビリの延長線上の登板になるそうですが、スピンの効いた158kのストレートと、スライダーの曲がりがすごくて、シカゴ・カブスの主軸がクルクル空振りしてました。ところが気合を抜いた場所で、9番バッターの投手に対してストレートのフォアボールを出したりします。本気モードの時は、コントロールがまあまあで、それ以外の打者にはノーコンになる。これはムキムキのせいじゃないですか。投げるのに必要ない筋肉が邪魔してるのかと思ってしまいます。これが直るのか心配です。もし手術前のコントロールに戻ったら、大リーグでも屈指の、風格ある凄いピッチャーになるでしょう。盗塁も許したし、大きな体が邪魔してないと、いいのですが。

  相撲をたまに見ています。白鵬は期待したようには、なかなか体力が落ちないですね。まじめに稽古に取り組んでいるからでしょう。シカシあれはないよ。サポーターを巻いた右ひじから繰り出す、立ち合いの「かち上げ」。あれは反則でしょう。ほぼプロレスの「ラリアート」ですよ。相手の出足を利用したカウンターになっている。

 特に相性の悪い相手に連発しているようです。栃煌山が鼻血を出して戻って行くのを見ました。スローで見たら、なるほどの衝撃でした。あれで「ノックアウト」され、何も出来ない状態で下がって行きます。先場所も豪栄道始め犠牲者続出でした。

 対戦する相手も、北の富士が言ってましたが、何か対抗手段を出さないとダメです。そういう意味で、相撲取りはもっと頭を使って欲しいです。同じ負け方を、何度も見せられるのはつらいです。自分のラリアートで自分がノックアウトされる。そういうトリプルカウンターパンチを見たいです。

コメント
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