松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

涙とは「溢れる感情の結晶」、ただ者じゃない木下優樹菜

2014-02-01 16:58:46 | 日記・エッセイ・コラム

いいともの新コーナーに、ウェブ辞典で新しい解釈を試みる

というのがある。ユッキーナは、ただ者じゃない気がする。

少なくとも言語に関する感覚は素晴らしい。純粋日本人じゃない

らしいが、今は褒めておこう。

この前、見た時は「大人」だった。大人の解釈、ユッキーナによると

1年365日がとても短く感じる年頃、とかそういうのだった。毎回

なるほど、と思わせる端的な解釈をみせる。これに関してはタモリの

上を行っている。才能と言ってもいいと思う。

芸能人は時々、あっと思う才能を見せる時がある。

演歌や歌謡曲に限らず歌手が見せる、絵画の才能もそうだ。

思うに、テレビに出ている緊張感が、何らかの刺激を大脳の限られた

部分に照射させる、みたいなことが起こっているのでは、ないだろうか。

大分前になるが、タケシの番組で、事故で頭にショックを受けた人間が

絵をかき始めた、というのを見た記憶がある。(注:間違い、NHKの番組だった)

あれは自閉症の子供を扱った番組だったかも知れない。

サバン症候群という。彼らは知能的には著しく遅れているが

あることに関しては常識で計り知れない能力を見せる。

バラバラと落ちるマッチ箱の中のマッチの数を

地面に達する前に数えることができる子供とか

一目見ると、ロンドンの街を鳥瞰図のように書いて見せる子供とか

いつの日付でも、即座に曜日を当てる能力とか。

或は、何かの能力が足りないために、他の能力で補おうと

するかのような。とにかく不思議な能力を時々、人間は見せる。

当のビートたけし自身も、あのバイク事故以来、絵は描く、

映画は作るで才能を開花させた人間の一人だ。

死んでもおかしくないほどの事故から生還したからこそ

何か悟ることがあったに違いない。彼はいつも中立の立場にいて

テレビを面白くしているが、実はもっと踏み込んで、言いたいことが

あるに違いない。

 

話が出たついでだから、NHKサバン症候群「自閉症の天才たち」

に関する感想文を載せます。2001年10月現在の物語です。

「savan.pdf」をダウンロード

 

コメント
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