札幌で行われたバレーボールを大体見た。日中戦は可哀想だった。
解説も川合だったが。そんなことはどうでもいい。あの試合はおそらく
中立な審判だったら、日本が勝っていただろう。不信に思いながらも
まあ、3年後のオリンピックが勝負だから、と自分に納得させて我慢した。
なんとその主審がおなごで、しかも韓国人だったのだ。ネットで騒いでいるのを
見て初めて知った。さもありなん。万が一、彼女にえこひいきの気持ちがなかった
としても、起こり得る話だ。日本をこころよく思っていない審判が、自分では公平な
判定をしていると感じても、深層心理では中国に勝ってほしい気持ちがある。
すると意識するしないにかかわらず、判定に現れるということが起こる。
自分を振り返ってみると分かるだろう。二人がケンカをしていると、仲裁に入った
自分はどうしても好きな方に同情してしまう。これが公の場で起こったのだろう。
もし意識して判定していたのなら、かなり悪質と言える。審判としてより、人間として
かなり民度の落ちる韓国人だと言わねばならない。
日本チームはセッターが新旧交代して、かなり変わった。竹下ほどトス回しは良くないし
まだびびっているので宮下は短いトスが多い。特に秋田美人の?江畑には厳しいトスが
多かった。スピードを重視する真鍋監督だが、川合も途中言ったように、高いトスが
合っている。それは江畑のジャンプ力が半端でないからだ。なんなら普通のブロックなら
その上を打てるくらいだ。いかんせん試合間隔が短すぎる。予選でくたびれている
ところに持ってきて、決勝ラウンドは5日連続だからね。一日休んだ江畑は中国戦は
調子が良かった。ボクは古い人間だから、セッターと言えば猫田を思い出す。
男子のセッターだ。どんなレシーブが返ってこようが、床を転がるようにして巧みな
トスを上げる。もはや芸術の域に達していたものだ。そこまでは要求しないが、
宮下はこれからの選手だから、伸びる要素は満載だ。身長が低くないのもプラス
要素だ。江畑と同じ176cmとある。
日本チームはサーブレシーブが意外と良くない。スパイクレシーブもそうだが、
サーブレシーブも練習次第で上手になれるだろう。しかし限界がある。それを
「センス」という。反射神経も常人以上のものが必要だ。残念ながらそれを備えている
選手は多くない。とは言っても強いチームといい勝負をしているのだから、今後
期待は持てる。ただ、セルビアのような、ものすごい高い位置から馬力で打ってくる
ようなチームにはまだ解決策はないようだ。あれは何とかしないと。