いいとも8000回を記念するテレフォンゲストはとんねるずだった。
それは昨日から分かっていたので、なあんだ、彼らかあと思っていた。
大した芸も持ってないで、しかも「実食」という間違った日本語を広めた
張本人たちだ。しかし今日は彼らに、生放送の面白さを教えられた。
テレフォン史上、最長となる48分22秒、出っ放しだった。ついに黒柳徹子
の記録が破られた。おかげでイッコーの出番がなくなり、
カツラはいじられるわ、だけどギャグだけは2~3発かまして
存在感をアピールしてくれた。
考えてみると、生放送は珍しくない割に、その緊迫感というかナマの
感覚が伝わってこない。あまりに上手に段取りを組み過ぎて、意外性という
要素が無くなっていることに気がついた。生のいいところは、例えば次に何が
出てくるのか分からない所だと思う。アドリブでバンバン飛ばして、そのノリに
誰かが突っこむ。芸人がたくさん出ているんだから、そういうところがあっても
いい。とうとう、とんねるずは残りの2か月余りでタモリからレギュラーの確約を
取ってしまった。それを楽屋で聞いていた火曜レギュラー陣は急きょ抗議のため
画面に飛び出してくる。大分遅れてローラがきた。何してたの、の問いに
ごめん昼寝してた。いいんじゃないの、この展開で。
18か19才のとんねるずがタモリの一言で、この世界に入る決心をした
ことが今日初めて分かった。
懐かしい、仔馬が生まれる瞬間とか、古典的名人芸の形態模写を
久方ぶりに拝見した。あとは3月までに、4か国語マージャンを見たい、
聞きたい。フルコーラスのオープニングをゴスペラーズで聞けたし、友達の輪
の「わっ」ていうのも見れたし、言うことはない。
宮根誠司が出て、あしたは安藤優子で、あとはキャスターは誰が出るのか。
キャスターの次は、どんな大物が残っているのか。
最後のゲストを飾るのは誰か、
興味本位の視聴者としては、
これからも、何かが起こることを期待したい。
どうせ3月一杯でしょ。
謹慎覚悟で、フルハイパワーで
今までにない、何かを
追及してほしい。
ただし、面白くなきゃダメよ。