黒鉄重工

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第7回水上機大撮影大会 前編【2016/4/28】

2020-05-14 23:26:50 | バス・航空機撮影記
2016年4月28日。
今日も天気と風向きが良いので水上機の撮影にでかけましたが、その前にオグデンポイントにあるクルーズ船の港へ行って、寄港するクルーズ船「ニューアムステルダム (Nieuw Amsterdam)」を迎撃します。
なお前編では水上機出てきません。興味ない人は次の更新まで待っててね。


着岸します。でかいですね~。
前にも話したかもしれませんが、オグデンポイントは元々カナディアンナショナル鉄道の鉄道連絡船の船着き場と貨物の荷役と倉庫が存在した物流拠点でした。資料は少しですが集まっているので、もう少し資料を集めてこの辺の話もいずれしたいところですが・・・。


ビクトリアで一時下船する乗船客は市内観光に出かけるので、彼ら向けのバスツアーも企画されています。そのための観光バスが駐車場に待機しています。
これはウィルソン交通 (Wilson's Transportation) のMCI 102-A3 (#1100)。どこかからの中古車だと思います。


CVS観光 (CVS Tours) のPrevost H3-45(3代目)。


ウィルソンのPrevost LeMirage XL-II (#6451)。


ウィルソンのPrevost H3-45(2代目)(#7456)。

余談ですが、去年(2015年)は大量に駐車場にいたクラシカルなステンレス製車体でおなじみのMCI MC-9をこの年は1台も見ませんでした。恐らく全て廃車になってしまったのではないかと思います。去年が最後の姿だったと思うと、ギリギリのところで見ることが出来て良かったです。


個人観光する人向けのシャトルバス。BCトランジットが受託していて、同社の路線バスを使用しています。イギリスの情緒香る街ビクトリアだからなのか、二階建てバスAD Enviro 500 (#9520他)が運用に入っています。


こっちはBCトランジットのNFI LFS Suburban (#9300他)。隣町のダンカンおよびショウニガンレイクからやってくる通勤用急行バスに充当されます。朝は隣町からビクトリアへ、夕方はその逆という運用です。昼間はすることがないのでオグデンポイントの駐車場で寝るという遊びの多い運用です。
詳しいことは下記リンクを踏んでください。



そういえばまだ未撮影だったので車内を撮影。
LFS Suburbanは近郊路線用のトップドア車で、座席もハイバックシートを採用しています。乗りたかったのは山々でしたが、乗るとその日のうちにビクトリアへ帰れなくなるので叶わぬ夢でした。


着岸したニューアムステルダム。この岸壁の部分がCNRの荷役場所だったところです。



かっこよさ。


オグデンポイントにはヘリポートもあります。ここにはヘリジェットという会社がバンクーバーハーバー空港とバンクーバー空港へ定期便を飛ばしています。水上機のハーバーエアの競合相手ですね。
この機材はシコルスキーS-76A (C-GHJP)。きれいなヘリですよね。

オグデンポイントからはこれで離脱して水上機撮影へ向かいます。


チャリでホテルグランパシフィックの前を走っていると、めっちゃいい旧車が!
すごい!パッカードだ!めちゃくちゃキレイですね。


車種はたぶんパッカード・ライトエイト(1932年式あたり?)。これは誰もが振り向くビンテージカーです。


パッカードほどの華やかさはないですが、これも良い旧車!
これは1935~1937年式のフォードのピックアップですかね。グリルのV8エンジンのバッジが誇らしい。


荷台は軽トラくらいの広さありますね。うーむ、かっこいいなぁ。


ホテルの向かいにあるスチームシップターミナルというレストラン。
今まで特に気に触れませんでしたが・・・、少し前にこの建物がカナディアンパシフィック鉄道が運航していた連絡船のターミナルビルだったことを知りました。なので改めて行ってみることに。
なお、船舶は普通の旅客船です。車両航送は、バンクーバーからバンクーバー島まで直線距離が最も近い町のナナイモで行っていました。
ビクトリアからの就航先はバンクーバー、シアトル、ポートエンジェルスと、現在とそう変わりません。


CPRのロゴマーク。カナディアンパシフィックの頭文字です。


中はいい感じのレストランです。1スライス数ドルのピザが主食の私には縁のないところですね。
内装はだいぶ手を入れられていそうです。間取りくらいしか原型を留めていないような気もしました。

というところで今日はここまで。



【1/700】ドイツ海軍戦艦ビスマルク【ギャラリー】

2020-05-13 23:21:33 | 模型ギャラリー
キット:1/700ウォーターライン#618戦艦ビスマルク(アオシマ)
仕 様:キット素組
製作記はありません。

船のプラモデルを作りたい気分でしたので、以前に人からもらったビスマルクを作ることにしました。アメリカの戦艦作ったし次はドイツでもと。
とはいえ積みキット消化もしたいところでしたので、手早く素組で仕上げました。なんか全身白いけどこんなんだったのか・・・?っていう。


ところどころ明細模様をマスキングして塗り分けなければならないのが面倒でしたが、USSアイオワに比べれば屁みたいなものでした。このくらいがちょうどよい。


後ろ。


艦首。


艦橋。本当にこんなに真っ白だったの?


艦尾。
甲板の赤い部分のマークは、キットに入っているデカールに少し手を入れました。キットには田の字で入っていてキットの見本や塗装図にもそのようになっています。しかし、私は何かこのままだと物足りないと思ったので田の字の一部を取ってマジ卍みたいなマークにしました。なんだか心のもやもやが張れてキットも決まったような感じになりましたとさ。
どこのキットもこのマークのためにすっとぼけるのに苦労していますよ。

<使用塗料>
船体:GX1クールホワイト
甲板:H27ライトブラウン(タン)
船体迷彩:H2ブラック
飛行機:N62明灰緑色(中島)

以上、戦艦ビスマルクでした。

東北project~Trains' last tour. その10【2017/10/7~8】

2020-05-11 21:49:50 | 旅行・イベント記

貨物列車の運転後はDB101は切り離されて留置していました。一般的な協三工業のモーターカーというかんじ。


KD10形KD11。元名鉄キハ10形で、富士重工のレールバスLE-Carの最初期の車両です。なんといっても2軸車が特徴です。ほぼ燐寸箱客車。
バス用部品を多用することで車両製作コストを削減することを目的にしたのがLE-Carでした。小型軽量なので運用コストも下げられたはず。
ただ鉄道会社で使ってみると小型故にラッシュ時には輸送力不足になって2両編成にしなければならず、却って運用コストは増えた模様。小型車2台連結するよりも大型車1台の方がいいよねということになって、以降は大型化したLE-DCに移行しましたとさ。生産期間は1984年から3年間だけでした。それと車両寿命も短かったようです。現役でいる車両は1台もいませぬ。
攻めた設計の車両でしたが、攻めすぎたので後継車では設計が修正されるというのはなんだか後の209系みたいよなぁと。

で、このKD11は動態保存車なので時々KD95形に替わって走る日もあるのだそうで。


M15形M153。1955(昭和30)年に栗原電鉄が762mmから1,067mmに改軌したのに伴い3台新造した電車。ナニワ工機製。Mは電動車、15は15m級車体を意味します。分かりやすいね。
両運転台単行電車ですが、増結用の片運転台付随制御車C15形がありにけり。ことでん600形みたいなやつですね。
ノーシルノーヘッダーの金属製車体にコイルばね台車を持つ当時の地方私鉄としては意欲的ないわゆるデラックス電車です。接続する当時の東北本線は蒸気機関車時代ですから、さぞや近代的に見えたと思います。これだけの電車、鉱山マネーで造ったんですかね?
非電化後も廃線まで若柳駅で倉庫に使われていたのが効いて、今も保存されています。保存車は新しく建てられた屋根の下で保存されています。風雨を凌げるだけでも物持ちに大きく作用しますがこれを建てるだけでも数百万円掛かるでしょうから、大事にされていることが伺えるのです。


これは整備用車庫。公園整備に際し新しく建てたと思われ。
廃線まで使われていた車庫はこの奥にあって、資料館になっています。これから行きます。


TMC100F。


廃線したとは思えない活気のある駅になっています。車両が多く置かれているのもそうですが、それがきちんと整備されて輝きがあることや人間がホームに立っているのもうまく作用していると思います。


ED203と貨車だけで展示されています。完全に貨物列車です。良いです。


KD95形が戻ってきました。


スロープを敷きます。段差ありますからね。でもKD95形には車内のステップが付いていないんです。



乗客が下車。この通り、結構乗っています。


M153。前面は湘南顔を平面に潰したような感じもしますし小田急2200形のような印象にも感じます。


昼飯時になったので、鉄道公園のすぐ隣にある農産物直売所「くりでん」にある食堂でお昼ごはんを食べました。
「はっと汁定食」です。はっと汁は東北地方太平洋側の郷土料理で、すいとんと餃子の皮の中間のような薄く伸ばした小麦粉生地の皮が入っています。汁はけんちん汁みたいな醤油味。
それと焼きおにぎり、惣菜2皿が付いていきます。おにぎりの量が少ない以外は満足の定食でした。



保存鉄道は一通り楽しみましたので、次は「くりでんミュージアム」に行ってみましょう。くりはら田園鉄道の若柳車庫を活用した資料館です。


機関車庫(右)と検修庫(左)が現存します。
車庫と検修庫の外にも線路が延びていて、庫内にある車両を表に出すことも出来るようになっていますね。なお、若柳駅と車庫の間の線路は道路に寄って分断されています。
外観をざっとみたところで、入館します。入館料510円也。あとはお土産とお布施を兼ねてM15形の鉄道コレクションを買っていきました。この鉄コレは一般販売もされていますが、屋根が末期時代の紺色の資料館限定版もありにけり(一般版は初期の灰色屋根)。私は両方買っていきました。両方買うとM153の番号がダブるんですが、ダブった方は江ノ電みたいな緑とベージュの塗装に塗り替えてM152の番号を充てがうのもいいかもしれませんね。そう思っていながらまだ手を付けていないんですけども。


館内にはくりはら田園鉄道の来歴とか道具とか書類とか切符とかジオラマとか色々あります。
初めから鉱山鉄道として建設されたわけじゃなく、栗原地域と東北本線を繋ぐための鉄道だったのね。会社の体制が二転三転どころか七転八起くらいしているのも興味深いです。細倉鉱山まで延伸したのは1940年代初頭の戦時需要の高まりからで、その頃から第三セクター化するまでの間、三菱鉱業系の会社になってます。ここにも三菱が出てくるとは。しかし鉱山マネーが無ければ21世紀を迎えることは出来なかったでしょうし。
詳しくは現地に行ってみてね。


ちなみにこれは昔の水準器。使い方ワカンネ。


資料館の間を抜けると、機関車庫です。KD10形が保存されています。

というところで今日はここまで。



東北project~Trains' last tour. その9【2017/10/7~8】

2020-05-10 20:35:41 | 旅行・イベント記
11時発の列車を撮影します。撮影地点は駅から1つ目の踏切から。


真正面を捉えます。


分岐器を通過。


ゆっくり走行するのでいくらでも撮影できますね。


後追い。


折返しは腕木式信号機と合わせて。信号機の現示がさっきとは違うのに注目。ちゃんと進行の現示になっています。ちゃんと稼働するんですね~。


引きでも撮影。


KD95形のFU34HD台車。こっちはエンジンと繋がった動力台車。反対側の付随台車はFU34HTです。

KD95形が駅に到着した後、園内放送が流れ始めこんなことを言いました。「貨物列車を特別運行する」と。お、本当ですか?


11時15分になると本当に貨物列車が来ました。わお!
仕業表に書かれていた15分発と45分発の臨時スジがここで伏線回収されます。事前の告知は無かったはずで、サプライズ運転でした。これは嬉しい誤算です。


貨物列車とはいいますが、これは中々のガチャコン列車では・・・。


列車はこの通り、入換動車、有蓋車、無蓋車*2、電気機関車、保線モーターカーの6両編成です。滅茶苦茶だよ。


入換動車のDB101。1965年協三工業製。東北本線との接続駅の石越駅と終点の細倉鉱山で使われていた貨車の入換機です。動態保存機でして、貨物列車の牽引機です。


ワフ74。有蓋車と車掌車を合体させた貨車です。


ト102、ト103。無蓋車ですね。


ED20形3号機(ED203)。本線で活躍していた貨物列車用の電気機関車です。
なんで電気機関車が・・・という疑問への答えがくりはら田園鉄道の歴史にも繋がります。
くりはら田園鉄道は1950(昭和25)年~1995(平成7)年までは電化路線で、社名も栗原電鉄でした。その時代に使用されていたのがED20形なのです。ED20にはさらに線路の改軌の歴史も持っているのですが、それはまた後ほど。


保線モーターカーのTMC100F。クレーン付き。
細身高身長のED20と低身長デブのTMC100Fとの体格差がすごいね。


後追い。
乗客を載せない貨物列車の動態保存をするのはまあ珍しいです。走らせてもお客を乗せないので収入が入りませんからね。鉄道マニア向けのフォトラン列車ぐらいじゃないでしょうか。鉱山からの貨物輸送が主体だったことを伝える素晴らしい取り組みだと思います。


折返しも撮影。TMC100Fはパトランプや前照灯は点灯しながら走行します。


いいですねぇ~。


後追い。


すぐに11時30分発のKD95形が出発しました。

今日はここまで。



第4回ビクトリア空港大撮影大会【2016/4/21】

2020-05-08 21:31:11 | バス・航空機撮影記
2016年4月21日。
今日はお日柄も良く、飛行機の撮影にはうってつけなので、ビクトリア空港(YYJ)へ行きました。
私はビクトリアダウンタウンの少し外れに住んでいたのですが、空港までは数十km離れているので、空港の近くまではBCトランジットの路線バスに乗りました。BCトランジットはバスの前面に装着されているラックに自転車を載せることが出来るので、自分の自転車をバスに載せて、バス停に降りたらそこから自転車で空港まで行きました。

話が逸れてちなみに参考にする人がいるか知りませんが、この時に乗るバスは#72系統(あるいはそれの急行版の#70系統)で、現地で降りるのはMcTavish Exchangeです。空港に一番近くまで行くバスはMcTavishから乗り換える#88系統ですが、これは本数が少ないです。#88を待つよりは、本数の多い#72でMcTavishまで乗ってそこで降りてしまってそこから自転車漕いだほうが早いです。

閑話休題。
で、空港の外周を走る道路まで漕いできて、まずはRWY27に行こうと思いました。漕ぎながら滑走路の奥を見てみると、PBY-5Aカタリナ(カンソー)がいました。ありゃ、ちょうど表に出しているところに遭遇しましたか。
このカタリナは、この個体の保存会が所有しているものです。YYJに隣接するBC航空博物館の所有ではないようです。で、この個体は動態保存機で、飛行も可能です。
詳しくは下記を読んでくださいね。



RWY 27 end at Canora Rd. に来ました。ここの駐機場にはビジネス機がよく羽を休めています。ビクトリア空港には(というか北米大陸全般に言えることだと思いますが)よくこういった小型ビジネス機がよく飛来してきます。旅客機の定期便だけではお目にかかれないような珍品がやって来ることもあるので、空港に来たら必ず確認しに行きます。YYJは小さい空港ですから、駐機しているのを外から覗くことが出来るのです。
今日も何か停まっていましたが・・・残念ながら機種が分からず。レジ番号を見れば特定することが出来るんですが、ちょうどウォークスルーバンが邪魔でした。ぐぬぬ・・・。たぶんセスナでしょう(適当)


RWY 27 end at Ocean Ave. Wの地点に移動していたところ、辿り着く前にウェストジェット・アンコールWS3112便バンクーバー行が離陸していってしまいました・・・。

YYJは元々カナダ空軍の軍事基地だったこともあってか、この規模の地方空港としては過剰な滑走路3本(2,100m*1本、1,500m*2本)を持ちます。なので撮影地点も豊富で、しかも風向きと機材により使用する滑走路が変わります。
それを網羅した記事を以前書きましたので、これも読んでおいてください。どうでもいい人は飛ばしてください。なお撮影地点はここに記載した名称をここでも使用します。


次に離陸するのはウェストジェットWS1908便ラスベガス行。機材はボーイングB737-800 (C-GWSZ) ですが、どうやらアレは特別塗装機っぽいですね・・・!


うお、ミッキーマウスか。これは予想以上にすごいの来たな。
このC-GWSZは「ザ・マジックプレーン」というディズニーの特別塗装機で、2013年12月から運航しています。今もこの塗装のまま運行を続けているらしいです。
レドームだけ白いけど、たぶんあれ予備部品に交換しているな。鼻先でもぶつけたのかな?


後追い。いや、これは珍しいものを見れました。


カナダ空軍第443海洋ヘリコプター飛行隊のCH-124シーキング(12436)が上空を飛んでいました。
第443飛行隊は1944年に組織された部隊で、スピットファイアを装備するバリバリの戦闘飛行隊でした。今はYYJと施設を共用するパトリシアベイ基地でCH-124を運用しています。なのでYYJは軍民共用空港なのです。ただし民間航空機の方が幅を利かせていますが。
余談ですが、第443飛行隊は執筆時時点ではヘリコプターをCH-148サイクロンに機種転換しています。2018年のことでした。CH-124は当時既に相当ボロだったので、ようやく退役したかと今回一安心しました。退役しても恐らく数機程度は博物館入りするでしょうから、今後もその姿を見ることは出来るんだと思います。


デルタコネクション(スカイウェスト運航)DL3543便シアトル行。ボンバルディアCRJ-700ER (N763SK)です。


Mills Rd, 1920 blockへ向かう途中にカタリナを撮りやすいところを通ったので撮影。特に作業しているわけではなくてただ置いてあるだけっぽいです。


撮影地点を転換してMills Rd, 1920 blockで出発機を撮影。チャリなので高機動展開が可能なのです。
これはパシフィックコースタル8P113便バンクーバー行のサーブ340B (C-GCPZ)。これは旧塗装機です。


間を置かずエアカナダ・エクスプレス(ジャズ航空運航)AC8074便バンクーバー行のボンバルディアDHC-8-300 (C-FADF)。


パシフィックコースタル8P1525便ケロウナ行のサーブ340B (C-FPCZ)。これは新塗装機です。オレンジの太帯が力強いものですね。


RWY14 endへ移動。着陸するパシフィックコースタル8P538便バンクーバー発のビーチ1900C (C-FPCV)。サーブよりも小型の機材ですね。


再びMills Rd, 1920 blockで、エアカナダ・エクスプレス(ジャズ航空運航)AC8076便バンクーバー行のボンバルディアDHC-8-300 (C-FMDW)。


真横と、


後追いも。


ウェストジェット・アンコールWS3118便ケロウナ行のDHC-8-Q400 (C-FOEN)。これは画角がとても良い(自画自賛)。


横から。


パシフィックコースタル8P118便バンクーバー行のビーチ1900C (C-FPCV)。
これで撮影は切り上げ。


帰りにシドニーの町にあるArmy Navy & Air Force Veteransというクラブみたいなところ?の外にある兵器の展示物を見に行きました。


F-86セイバーですね。


M4シャーマンも。あとは駆逐艦の大砲みたいなのもあります。

場所はここです。



この後は行きつけの店でフィッシュアンドチップスを食べてお家に帰りました。
おしまい。

第6回水上機大撮影大会【2016/4/8】

2020-05-07 22:39:09 | バス・航空機撮影記
2016年4月8日。
今日はですね、お日柄も良く風向きも良いため、ビクトリア・インナーハーバー空港を発着する水上飛行機の撮影に来ました。ビクトリアで水上機を撮影する場合、天気も大切ですが風向きも非常に重要です。これは後述。

水上機も久々なので前提条件をおさらいしておきます。
BC州ビクトリアのダウンタウンにある湾内には水上機専用のビクトリア・インナーハーバー空港(YWH)があります。専用というか、滑走路が無いので水上機しか運用できないんですけどね。主な就航先はバンクーバー・ハーバー空港(CXH)です。ここも水上機専用の飛行場です。
YWHもCXHもダウンタウンの目の前という好立地に恵まれているので、両都市間の最速交通機関として確かな需要があります。ちなみに両都市とも普通の空港(YYJとYVR)がありますが、ダウンタウンから十数km離れている郊外に位置しているので、利便性はやや悪いです。
YWHに就航している会社はハーバーエアという水上機専門の航空会社です。ここが大手で、他に数社飛来してきます。
飛来する機材はデ・ハビランド・カナダのDHC-2、DHC-3T、DHC-6です。どれも初飛行から50年以上経過していていずれもとっくの昔に生産終了しているので、めちゃ古い機材です(DHC-6は近年再生産しているもののここに飛来してくる機材にそれは含まれていない)。
まとまった数の水上機をこれだけ運用している地域も無いですし、機材も骨董品ばかりと、飛行機好きならばビクトリア訪問の際には一見の価値ありです。


撮影場所はこのホテルの北側の海岸沿いの歩道(デイビット・フォスター・ウェイ)からです。


モーターボートと水上機の組み合わせ。


なんかカワウソ君が目の前を泳いでいきました。キミはアレかい、先週フィッシャーマンズ・ワーフにいたカワウソかい?


初っ端はハーバーエア370便のDHC-6 (C-GQKN)。あれ、ハーバーエアなの?DHC-6はウェストコーストエアだったのでは?
帰ってから調べたら、2015年6月に全機がハーバーエアに統合されて塗装もそれに合わせたものに塗り替えられたようです。この時は4月でしたが、ちょうど過渡期だったということですね。


真横から。これはこれで良いな。


湾内を通行する水上タクシー。湾内はこういう水上タクシーが割と頻繁に行き交っていて、たまに他のプレジャーボートや湾内の奥にある船渠に入出渠する貨物船などが出入りします。意外と忙しいのよ。YWHの管制官は大変そうだ。


そうしていると空からハーバーエア221便のDHC-3T (C-FHAX)が着水してきました。


今日は風向きが良いので着水直前の低空を旋回しながら水上へアプローチします。これがなかなか迫力があるんですよ。ただ撮る方にとってはいいと思いますけど、水上機を操縦する機長にとっては大変な着水なんだと思います。


真横から。いいですねぇ~。
いつでもこの着水の仕方をするわけではなく、強い西風が吹く時にこのアプローチを行います。毎日この風向きになるわけではないので、事前の天気予報の確認が欠かせません。
強い西風が吹く季節は春~秋で、中でも夏に頻度が最も高くなり、逆に冬はまず吹かない、というのが経験則です。参考までに。


間を置かずにDHC-3T (C-GHAG)も飛来。これ、221便の続行便でしょうね。乗客が多い時は臨時の続行便を飛ばすことがあるようです。


このバンクの角度がたまらん。ちなみにこれ、200mm望遠レンズで撮影しています。200mmでここまで寄れるので、よっぽど低空を飛んでいるというのが飛行機を撮る人には分かってくれるかなと。


ブラックボールラインのフェリー船コーホー (MV Coho)。ビクトリアとアメリカのポートエンジェルスを結ぶ国際航路です。ポートエンジェルスはバンクーバー島対岸のオリンピック半島にある町で、シアトルから車で数時間くらい。
アメリカ本土とバンクーバー島を直接結ぶ航路で、車両航送できるのはこれが唯一です。他に人間だけ運べる高速フェリーがビクトリア~シアトルに就航しています。


離岸して一度後進してから転回して前進、湾内を離れます。
コーホーの離岸と水上機の出発は被ることが間々あるんですが、この時はフェリーの方を優先しますね。
ちなみにブラックボールラインの所有船はこれ1隻だけなので、冬の入渠時は普通に運休します。気をつけような。


タグボートのシースパン・フォーム丸 (Seaspan Foam)。


ハーバーエア2200便のDHC-3T (C-GEND)。塗装が旭日旗ウィスラーエアですね。あんまりこっちにはやって来ませんが、まあウィスラーエアもハーバーエアの傘下なので別に問題ないんでしょう。代打運用かな?


ハーバーエア371便DHC-3T (C-GHAZ)。バンクーバー・ホワイトキャップスの広告塗装です。ホワイトキャップスはプロサッカークラブですね。そんなのあったのか・・・という知名度です。こっちでサッカーはマイナーだからね。
ところでなんで左からやってきたの?いつの間に着水したの?


ケンモアエア360便のDHC-3T (N3125S)がちょうど着水した瞬間(フロートの波しぶきに注目)。ケンモアエアはシアトルを拠点にする水上機航空会社です。これもシアトルから飛んできたやつなので、こんな成りでも国際線機材です。世界一しょぼい国際線機材なんじゃなかろうか。


着水後の制動時は尾部が海面に付くんじゃないってくらい機首上げします。おっかない。
ていうか風向きが変わったみたいで、左側から直線にアプローチして着水するように管制の指示も変わったようです。


さらに続行便としてDHC-2 (N9766Z)が着水。ぐおー、DHC-2の旋回アプローチはまだ一度も撮っていなかったんで、直前に風向きが変わったとは悔しい・・・!


ハーバーエア223便DHC-3T (C-FITF)が着水。どうも着水方向変更は決定的なので、これで撮影は切り上げました。



おまけ。帰りに撮影できたスクールバスに関して。
これはBlue BirdのCV200。初めて見た型式です。シャーシはGMCのB-Series (B-7型)ですが、GMはこのシャーシをブルーバードに独占的に供給する契約を交わしています。このB-7シャーシにC型スクールバスのボディを装荷したのがCV200というわけです。
ちなみに運行事業者はウィルソン交通です。


別の場所でも撮影。これはGirardin MinibusのMB-IIです。シボレーのバンのシャーシをベースにした小型のA型スクールバスです。
運行事業者はThirdwaveというA型バス運行専門の会社。


最後にウィルソン交通の「BCフェリー・コネクター」。少し前にも書いたように、パシフィックコーチがバンクーバー~ビクトリア線から撤退したのに際してその路線運行を引き継いだものです。早速走行中を撮影しました。

これで今日はおしまい。

東北project~Trains' last tour. その8【2017/10/7~8】

2020-05-05 23:23:50 | 旅行・イベント記

今日は宮城県栗原市にあるくりはら田園鉄道公園へ来ました。2007年4月に廃線になったくりはら田園鉄道(石越~細倉マインパーク 25.7km)の車庫があった旧若柳駅を活用した公園です。鉄道車両、駅舎、鉄道施設が保存されています。



ここは驚くことに保存鉄道もやっていて、廃線まで使っていた気動車を始めとした複数台の車両を動態保存しています。そして今日は月に1度の気動車の運転日なのです。
まずは乗車しようと思いましたので、駅の改札できっぷを買ってホームへ入場。乗車券は300円とこの規模にしては安いと思います。
改札を抜けるとホームに気動車が停まっていました。ホームは廃線時から姿を変えていないといいますから、これはすばらしい雰囲気を出しています。



気動車の型式はKD95形。富士重工製の軽快気動車で、随所に独自仕様が見られる結構手の込んだ車両です。



座席が2+1列なっているとか床材や座席に木材が使われているのが独特です。



展開式の机があるのもおしゃれ。




10時になって、KD95の列車が発車しました。走行する線路は若柳駅から石越方面へのかつて本線だったところで、900mあります。日本の保存鉄道としては中々の距離でしょう。折り返し待ちの時間を含めて乗車時間は往復で11分ありますから、満足できる時間だと思います。



田んぼを進みます。乗り心地は軽快気動車そのものです。当たり前ですが。



折り返し地点の片町裏信号場に着きました。たぶん保存運転に際し設置された信号場でしょう。
車止めの先にも線路が続いていますが、道路との踏切は撤去されています。この先延伸しようと思うとちと大変そうですね。



仕業表です。30分ごとに走るKD95形のスジに加えて臨時スジが隠れています(伏線)。



折り返し運転が始まりました。



復路は前にかぶりついてみます。
ちなみに運転士を始めとした係員の着ている服はくりはら田園鉄道の制服だったもので、こういうのもいいですねぇ。



本線には数箇所の踏切があります。踏切には係員が往来の安全を確認しています。彼らも列車の保存運行には欠かせませんね。



若柳駅に到着しました。楽しかったです。
列車は30分ごとに運転するので、次は線路沿いで撮影してみますか。



駅から2つ目の踏切で陣取りました。そして10時30分発の列車が発車。



腕木式信号機があります。しかも稼働します。



信号機を通過するKD95形。KD951とKD953の2台が動態保存されています。2台も稼働状態にあるとはすごいと思います。



踏切の直前で曲線に入るので動きのある写真も撮れます。2両編成なのもあってかっこいい。



後追い。細倉側がKD953です。
復路は動画で撮影したので掲載なし。

今日はここまで。



東北project~Trains' last tour. その7【2017/10/7~8】

2020-05-04 21:41:22 | 旅行・イベント記
2017年10月8日。
仙台市で2日目を迎えました。昨晩はネカフェ民だったので朝ごはんはそこらへんの喫茶店で摂りました。コーヒーとサンドイッチ。


昨晩は地下鉄に乗りましたが今朝は歩いて仙台駅まで来ました。


これから乗る電車のホームへと行きます。一ノ関行の701系500番台が停まっていました。
後ろにはE721系もいます。どうやらここまで6両編成でやってきて、編成の分割作業中をしているところのようです。


E721系1000番台岩沼行。ありゃ、回送じゃなくて営業運転するの。しかも一ノ関とは逆方向に走るのか。こういうダイナミック運用がまだあるんだな。


阿武隈急行の8100系。1日2往復、阿武隈急行の終点槻木駅から東北本線に直通して仙台駅まで乗り入れます。
阿武隈急行の電車は仙台駅での撮影が今までの全てですので、特に阿武急内で撮影したいところですね。これもE721系に置き換えられますし。


そいでは701系の8時1分発一ノ関行に乗ります。乗り場では駅員が、前後の電車で行き先と方向が違うことをしきりに注意していました。そりゃ間違える人もいるでしょうしね。


陸前山王駅の留置線には使われなくなった大量の719系が留置されていました。この時点でもう大半が運用離脱してしまっていたのね。
仙台を東北本線で通る時にはよく乗っていたので、寂しい思いもありますね。


塩釜駅を出ると、仙石東北ラインの東北本線と仙石線の渡り線がありました。下り列車の場合は上り線を平面交差するので、ここが運行上の支障になりそうですね。


小牛田駅で20分弱の小休止。隣には719系0番台が停車していました。これが719系0番台を見た最後の瞬間でありました。ちなみに、標準軌台車を履いた5000番台がまだ山形線を走っています。


石巻線の貨物列車で活躍するDE10形1651号機。DE10形が牽引を務める貨物列車も随分と珍しくなったような気がします。


乗車中の701系500番台。お前は本当に209系と同世代なのか?と疑うほど、前時代的な国鉄チックの前面なのは以前より気になっています。まあ割と好きですけど。


陸羽東線のキハ110系が到着しました。これの接続をもって我々の一ノ関行も出発します。


降りましたは石越駅。初下車です。
あれま、駅舎は建て替えられてしまいましたか。2011(平成23)年に建て替えられました。


石越駅といえばくりはら田園鉄道が発着していた駅ですが、乗り継ぎのバスの出発まで時間がないので、とりあえず後回しにして路線バスに乗ります。まあパッと見痕跡はほとんど消えていました。
9時35分発、栗原市営の市民バスのくりはら田園線に乗ります。名前からしてくりはら田園鉄道廃線後に引き継いだ路線ですね。
運行はグリーン観光バスというところに委託しています。車両はふそう・エアロミディで、運賃窓と出入口窓が残る典型的な神奈中古でした。


若柳中町(9時43分着)で下車。どうも旧若柳町(現栗原市)の中心地区っぽいです。


道中見つけた旧若柳町のマンホール蓋。中央に大きく町の鳥ハクチョウ、その奥に町の木ヤナギ、外縁部に町の花サクラをあしらったもの。



こっちはちょっと謎なマンホール蓋。宮城県章が入っていますが、このへんの広域自治体の共通デザインかしらね。


で、バス停から歩いて5分くらいで着きました。「くりはら田園鉄道公園」です。今日はここを満喫しようと思います。

今日はここまで。



旅行記インデックス(2017年)

2020-05-03 22:10:11 | 旅行記まとめ
2016年に行った旅行および撮影の記録のまとめです。
記事の第1回のリンクを貼ってあります。2回目以降は各記事に貼ってあるリンクを辿っていってください。
連載が長かったシリーズについては、このページにて要所ごとにリンクを貼っています。

2019/2/9 更新

【2016年】
【2015年】
【2014年】
【2013年】
【2012年以前】 























【ノンスケール】シスクード【ギャラリー】

2020-05-01 23:06:45 | 模型ギャラリー
キット:SDガンダムCS シスクード(バンダイ)
仕 様:エゥーゴ仕様
製作記はありません。

SDガンダムのガンプラは作らないのですが、これは例外です。知っている人は知っていますが、シスクードはゲームのGジェネレーションシリーズに出てくるゲームオリジナルのガンダムです。私もGジェネは何作か遊んだことがありますが、その時によく自軍に加えて使っていました。
シスクードはあまり立体化に恵まれていないですが、SDガンダムで初のガンプラ化となりました。原典がGジェネなので、SDガンダムで立体化される方がある意味正統派と言えます。


ビャッと手軽に何か作りたい気分だったので、基本的にはプラの成形色を活かしました。ただSDガンダムだと色の足りない部分も多いので、そこは塗装して補いました。


塗った箇所は、肩の白い部分、脚の黄色い部分と紺色の部分、手の甲、背部バインダーの黄色い部分、ビームライフルのIフィールドジェネレーターです。他に、表面全体をつや消しクリアでトップコートしています。
それでも大部分は成形色で色分けされてしまっているので大したものですね。


製作時間は塗料の乾燥時間を入れても2日間くらい。ちょうどよい息抜きになりました。


以上、シスクードでした。