黒鉄重工

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第4回ビクトリア空港大撮影大会【2016/4/21】

2020-05-08 21:31:11 | バス・航空機撮影記
2016年4月21日。
今日はお日柄も良く、飛行機の撮影にはうってつけなので、ビクトリア空港(YYJ)へ行きました。
私はビクトリアダウンタウンの少し外れに住んでいたのですが、空港までは数十km離れているので、空港の近くまではBCトランジットの路線バスに乗りました。BCトランジットはバスの前面に装着されているラックに自転車を載せることが出来るので、自分の自転車をバスに載せて、バス停に降りたらそこから自転車で空港まで行きました。

話が逸れてちなみに参考にする人がいるか知りませんが、この時に乗るバスは#72系統(あるいはそれの急行版の#70系統)で、現地で降りるのはMcTavish Exchangeです。空港に一番近くまで行くバスはMcTavishから乗り換える#88系統ですが、これは本数が少ないです。#88を待つよりは、本数の多い#72でMcTavishまで乗ってそこで降りてしまってそこから自転車漕いだほうが早いです。

閑話休題。
で、空港の外周を走る道路まで漕いできて、まずはRWY27に行こうと思いました。漕ぎながら滑走路の奥を見てみると、PBY-5Aカタリナ(カンソー)がいました。ありゃ、ちょうど表に出しているところに遭遇しましたか。
このカタリナは、この個体の保存会が所有しているものです。YYJに隣接するBC航空博物館の所有ではないようです。で、この個体は動態保存機で、飛行も可能です。
詳しくは下記を読んでくださいね。



RWY 27 end at Canora Rd. に来ました。ここの駐機場にはビジネス機がよく羽を休めています。ビクトリア空港には(というか北米大陸全般に言えることだと思いますが)よくこういった小型ビジネス機がよく飛来してきます。旅客機の定期便だけではお目にかかれないような珍品がやって来ることもあるので、空港に来たら必ず確認しに行きます。YYJは小さい空港ですから、駐機しているのを外から覗くことが出来るのです。
今日も何か停まっていましたが・・・残念ながら機種が分からず。レジ番号を見れば特定することが出来るんですが、ちょうどウォークスルーバンが邪魔でした。ぐぬぬ・・・。たぶんセスナでしょう(適当)


RWY 27 end at Ocean Ave. Wの地点に移動していたところ、辿り着く前にウェストジェット・アンコールWS3112便バンクーバー行が離陸していってしまいました・・・。

YYJは元々カナダ空軍の軍事基地だったこともあってか、この規模の地方空港としては過剰な滑走路3本(2,100m*1本、1,500m*2本)を持ちます。なので撮影地点も豊富で、しかも風向きと機材により使用する滑走路が変わります。
それを網羅した記事を以前書きましたので、これも読んでおいてください。どうでもいい人は飛ばしてください。なお撮影地点はここに記載した名称をここでも使用します。


次に離陸するのはウェストジェットWS1908便ラスベガス行。機材はボーイングB737-800 (C-GWSZ) ですが、どうやらアレは特別塗装機っぽいですね・・・!


うお、ミッキーマウスか。これは予想以上にすごいの来たな。
このC-GWSZは「ザ・マジックプレーン」というディズニーの特別塗装機で、2013年12月から運航しています。今もこの塗装のまま運行を続けているらしいです。
レドームだけ白いけど、たぶんあれ予備部品に交換しているな。鼻先でもぶつけたのかな?


後追い。いや、これは珍しいものを見れました。


カナダ空軍第443海洋ヘリコプター飛行隊のCH-124シーキング(12436)が上空を飛んでいました。
第443飛行隊は1944年に組織された部隊で、スピットファイアを装備するバリバリの戦闘飛行隊でした。今はYYJと施設を共用するパトリシアベイ基地でCH-124を運用しています。なのでYYJは軍民共用空港なのです。ただし民間航空機の方が幅を利かせていますが。
余談ですが、第443飛行隊は執筆時時点ではヘリコプターをCH-148サイクロンに機種転換しています。2018年のことでした。CH-124は当時既に相当ボロだったので、ようやく退役したかと今回一安心しました。退役しても恐らく数機程度は博物館入りするでしょうから、今後もその姿を見ることは出来るんだと思います。


デルタコネクション(スカイウェスト運航)DL3543便シアトル行。ボンバルディアCRJ-700ER (N763SK)です。


Mills Rd, 1920 blockへ向かう途中にカタリナを撮りやすいところを通ったので撮影。特に作業しているわけではなくてただ置いてあるだけっぽいです。


撮影地点を転換してMills Rd, 1920 blockで出発機を撮影。チャリなので高機動展開が可能なのです。
これはパシフィックコースタル8P113便バンクーバー行のサーブ340B (C-GCPZ)。これは旧塗装機です。


間を置かずエアカナダ・エクスプレス(ジャズ航空運航)AC8074便バンクーバー行のボンバルディアDHC-8-300 (C-FADF)。


パシフィックコースタル8P1525便ケロウナ行のサーブ340B (C-FPCZ)。これは新塗装機です。オレンジの太帯が力強いものですね。


RWY14 endへ移動。着陸するパシフィックコースタル8P538便バンクーバー発のビーチ1900C (C-FPCV)。サーブよりも小型の機材ですね。


再びMills Rd, 1920 blockで、エアカナダ・エクスプレス(ジャズ航空運航)AC8076便バンクーバー行のボンバルディアDHC-8-300 (C-FMDW)。


真横と、


後追いも。


ウェストジェット・アンコールWS3118便ケロウナ行のDHC-8-Q400 (C-FOEN)。これは画角がとても良い(自画自賛)。


横から。


パシフィックコースタル8P118便バンクーバー行のビーチ1900C (C-FPCV)。
これで撮影は切り上げ。


帰りにシドニーの町にあるArmy Navy & Air Force Veteransというクラブみたいなところ?の外にある兵器の展示物を見に行きました。


F-86セイバーですね。


M4シャーマンも。あとは駆逐艦の大砲みたいなのもあります。

場所はここです。



この後は行きつけの店でフィッシュアンドチップスを食べてお家に帰りました。
おしまい。