台北（１）

　　１０:５０発のキャセイパシフィック航空で台北に着いた。時差が１時間ずれている。携帯電話が圏外となっているので、海外に変えると即座に台湾の時間になった。すごいなあ。で、台北市まで行くのに、直接そのままバスに乗って行く方法もあるが、これも勉強と思って、まず、７０５番線の高速バスに乗って、その終点から新幹線（日本人が受け負って最近完成した）新幹線に乗った。乗る時の改札口で切符を入れたら、ブザーが鳴り続ける。切符を引き抜くと、ブザーが鳴り止んで、入口の扉が開いた。初心者は、これ、間違いますね。
　で、その新幹線でまず台北駅まで行った。台北駅に着き、そこから、地下鉄に乗って切符を買う段階になって、紙幣を入れてもコインが出るだけで、切符が出てこないのだ。おかしいおかしいと思って、ひょっと見ると、お釣りと一緒にコインの形をしたものが出てきているではないか。切符は、てっきり紙と思っていたのが間違いだった。家内と思わず笑ってしまった。この丸い切符（少しほころびていた感じだが）、改札口の出口で再び返すので、何度も使用されているみたいだ（エコロジーの面で拍手！）。
　地下鉄を出て、予定では１０分そこそこで着くはずが、３０分以上歩くも、見つからない。下手な中国語と英語と日本語で、聞き歩き、無事に到着。台湾語のありがとうの「カムシャー」を何度言ったことか。台湾の人、皆さん、とてもとても例外なく親切でした。
　ホテルは、飯店と書く。昨年の１２月にオープンしたホテルで、８階の部屋で見晴らしは最高。これでtwinで朝食付きで３泊３万円台で終わるなんて、日本ではちょっと考えられないかな。
　雨が夕方から降っている。明日は、どんな日になるのか楽しみ。

続・北朝鮮

　朝、パレスチナの若者が、平和を訴える歌をラップの形で歌っていた。決して報復しようとしていない、平和を切に願うって感じの内容で、多くの人からインターネットでそれがダウンロードされているとのこと。
　そうだよな、太陽と北風の理論で、いくらアメリカがイラクやアフガニスタンに対して、力でねじ伏せようとしても、駄目なのだ。貧困を救済し、教育を充実させる、そして、草の根外交を積極的に展開させる、これが世界平和へ遠いようで実は一番の近道だと思うけどなあ。
　それにしても、日本は騒ぎ過ぎじゃないのかなあ。平和憲法阻止派にとって、これは、憲法改正のチャンスと思ったんじゃないのかなあ。その点、アメリカは冷静で、日本ほどあまり騒いでいなかったかな。
　北朝鮮は、人工衛星を切り離すのに失敗した。日本の「かぐや」は、今、月の周りを回っているんだなあ。日本の技術って、スゴイなあ。
　今回の件で、日本が軍備を強化しない様にと、東南アジアの隣国が心配しているんじゃないのかな。
　日本の今の技術を持ってすれば、核を作ろうと思えば、高性能なのを直ぐに作れる。しかし、敢えて、被爆国日本は、世界平和の為にそれをしないと言う事をもっともっと声高に言ってもいいんじゃないのかなあ。