日本の心・さいき

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北朝鮮

2009-04-06 10:26:03 | Weblog
  テポドン1号が打ち上げられ、その後、テポドン2号が7機打ち上げられた。その年に、核実験が行われた。初めの時以外は、全て、失敗に終わっている。
 今回は、秋田沖に初めのが切り離されて落ちた。残りが太平洋に切り離されて落ち、残った人工衛星が地球の周りを回るはずであったが、最後の2つが、一緒に落ちてしまった様だ。それも予定よりも少し距離が足りない感じで。
 日本では、打ち上げられる前に誤報があった(それも2回も誤って)。今回、アメリカは、北朝鮮のミサイル実験は不成功で、人工衛星なんて探知されていないと言っているのに、ロシアは、最後の切り離された人工衛星が地球の周りを飛んでいると報道している。当の北朝鮮では、大成功って感じになっていると日本では、報道されいる。
 しかし、北朝鮮でテレビを見れる人の数も限られているだろう。今回の実験で300億円ほど費やしている。これって、北朝鮮にとっては、1年間の食糧危機を救える金額とのことらしい。金正日には、5人のダミーがいる。既に、金正日はなくなっている。200%、金正日は既に認知症になっている何て、日本のマスコミが言っていたけど、真実は、どうなっているのかなあ?
 北朝鮮を見る場合、3つの構造を見ることが大切で、金正日と一部の軍部と大部分の大衆である。金正日が健在である限り、軍部を抑えられるので、北朝鮮が突発的に軍事行動に出ることはないだろうとは、ある、韓国の大学生の発言だった。
 金正日は、日本の寿司を愛し、日常の生活品にも、日本製品が愛用されているとのことらしいが?!(余談だが、WBCの韓国の選手が使用していたバットは、日本製だったとか。そう言えば、金正日の長男さんも、日本のディズニーランドに遊びに来ていたなあ)。
 金正日は、素直に拉致してきたことを認め侘び、日本海沖での海賊行為を北朝鮮がしていたことを認め詫びた。これで、日本の信頼を得ると思ったのだが、この時、日本側は、寛容の精神を全く取らずに、極めて冷たい非難をした。これは、金正日にとっては、予期せぬことだったに違いない。又、日本側は、拉致被害者を一時帰国させる約束をしたのに、約束を守らずに、二度と帰国させることはなかった。北朝鮮の面子はなくなってしまった。
 北朝鮮にとっては、譲歩すればするほど、日本側からは感謝されるどころか、もっと反感を買い、ホント、日本は信じられない国って感じになってしまったに違いない。そして、再び口を閉ざす感じになってしまった。もうこれ以上悪くならないだろうって感じの日朝感じになってしまった。しかし、北朝鮮の大衆の中には、日本政府を恨んでいても、一人一人の日本人まで恨んでいるかどうか?
 日本人にしても、北朝鮮の一般大衆にまで憎悪の念を抱いている人は、少ないかな?
 あれやこれやで、北朝鮮と日本との交渉の場は、現実に、今は、残念なるかな、ない。
 どうも、政治が先頭に立って、国と国との交渉に当たると、巧く行かないケースが多い様だ。やはり、ここは、草の根外交で、気長に地道に行くしかない。
 韓国の人も言っていたなあ、「日本に来るまでは、ホント、誤解していた。日本の大学で勉強している韓国人、皆、誤解していたと言っています」と。力道山は、亡くなる寸前まで、プロレスの世界で日本人にとても愛されていたが、彼は、正真正銘の北朝鮮の人だった。
 来週、私は、ソウルに行くことにしている。ソウルのど真ん中に人工的に作った川を見たいし、出来れば、英語村も訪問してみたいものだ。

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