日本の心・さいき

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企業戦士だった人との会話

2007-07-12 15:22:30 | Weblog
7月11日(火)、病院に麻酔で来られた先生と話したら面白かった。先生は、私の3学年下の大学の後輩であった。研修医の時は、私が学生の時に解剖でペア一を組んだ○口君がオ一ベン(上司)だったとのこと。先生自身は長崎の出身なのに、鹿児島から麻酔の勉強で熊本に来て、奥さんの関係もあったりして、そのまま熊本に住んでいる。
 50歳過ぎて、今までの生活を振り返って、急がない、無理しない、競争しない、趣味を大切にする、家族を大切にする生活を今はしているとのこと。それまでは、メチャクチャな仕事中心の生活だったと言われる。
 前は、いつ死んでも不思議でない感じで仕事をしてきた。若い時はそうでいいし、若ければ若いほど、そうでないといけないと思っている、若い時に楽に働く癖を初めに付けていたら、その後、そうでなくなると、どこに行ってもやっていけなくなるだろうと言われた。
 しかし、50歳過ぎると、考え方が変わった。先々、自分のオムツの世話をちゃんとしてくれる人、つまり、家内を大切にすることの大切さがわかってきて、今は、家族を大切にし、仕事は、しろと言われれば出来るけど、敢えてそうしない様にしていると言われた。
 今までの生活で楽しかったことに付いては、先生は、犬を使って3年間みっちりとリサ一チをしていて(大学院に行かずに)、その時がマイペ一スで出来て、いい論文が書けて、一番楽しかったと言われた。
 犬の飼い方は、さすがにプロの様で、押さえつけて注射を打つことはせず、手なづけて、ワンちゃんの前腕を出させて、そこにサッと注射して麻酔を掛けるとのこと。死なす時も、犬のことを考えてマニュアル通りにしてきたとのこと。何と、それであの世に送ったワンちゃん、100匹余もいたとのこと。で、犬があの世に行っても浮かばれる様に、毎年、それ等の犬の供養を手を合わせてちゃんとしているとのこと。
 久し振りに、話に花が咲いた。


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