山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

「古代カルタゴとローマ展」

2010年03月23日 12時45分02秒 | Weblog
 昨日22日、京都三条の文化博物館で開かれているカルタゴとローマ展を見に行った。チュニジア政府の全面支援で実現した貴重な展覧会だ。
 フェニキア人のつくったカルタゴ。ローマとのポエニ戦争。金の装飾品が多いのにびっくりした。ハンニバル軍のものかといわれる金属製の鎧にも目をみはった。墓に納められた石碑はエジプトと同じく石灰岩だが、きめの細かさ、かがやきが少なかった。
 ローマに征服されたあとのローマ風のヴィーナスなどの彫刻もすばらしい。モザイクがたくさん展示されていたが、5,6メートルもある大きな作品もあり、どうやって部屋に入れたのか考え込んでしまった。
 暖房はしていないが、暑くて体がぐったりして、椅子があるとそのたびにすわりこんだ。
 外にでたら、空気がピンとして体がしゃっきりした。三条通は明治のレンガ造りなどの建築物が並んだおすすめスポットだ。アート・フリーマーケットというのを一帯でやっていて、人だかりができていた。
 JR京都駅から三条までの往復を歩いた。東本願寺にも入った。阿弥陀堂が大屋根でおおわれて改築に入る準備がととのっていた。東本願寺の向かい側一帯の路地には、参拝客用の小さな旅館がたくさんあった。各県、地方別の「詰所」という名の宿泊所もある。ぶらぶら細い通りを歩くのはいいものだ。
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