山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

津波被災地を歩き、福島原発とたたかう人の意見をきく

2012年08月27日 08時53分42秒 | Weblog
 8月24~26日、平和・国際教育研究会東北集会に参加した。24日は宮城県の石巻・女川の被災地を現地の菊池先生の案内でマイクロバスで廻った。現地で救援活動の先頭に立ってきた方の説明がないと真実はわからない。わたしたちは河北新報社の写真記録を手にし、菊池さんの視察のしおりと照らし合わせて、話をきく。今は雑草がはえているところが、3・11以前は商店や旅館が立ち並んでいた―雑草と写真と解説で以前の街並みを想像する。学校は放棄され、がらんどう。かろうじて流されなかった住宅も1階は吹きぬけ。女川では3階建てコンクリの建物が横倒し。16m以上の高台にある病院の1・9mの高さまで津波が襲った。生きた人は奇跡。
 2、3日目は福島に会場をうつし原発問題の研究討議。16万人が原発難民。佐藤栄佐久・前知事の講演があった。でも原発と真正面からたたかっている人たちの証言と交流がいちばん勉強になる。原発の危険性を説いてきたが、どこまで徹底したものだったか自問自答がつづくといわれたのが心にのこる。
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