山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

翁長知事のオバマ大統領との面談要求は当然

2016年05月24日 11時59分03秒 | Weblog
 翁長沖縄県知事は、23日(2016・5)、安倍首相と短時間会談した際に、元海兵隊員による女性殺害遺棄事件について強く抗議すると述べた。責任の何割かは日本政府も負っている。翁長さんは、さらに日米地位協定の改定を含む抜本改定とともに、オバマ大統領との直接面談の機会を設けるよう求めた。正しい要求だ。
 これまで何十年も何百回も「綱紀粛正」「再発防止」をくりかえしてきたが何の効果もなかった。翁長さんは「広大な米軍基地が存在することに大きな要因がある」と強調した。その通りだ。安倍首相は、「沖縄の気持ちに寄り添って全力を尽くす」とあいまいな言葉で逃げた。菅官房長官は、「外交問題は中央政府間で協議する」とこれを退けた。
 わたしは思う。サミットではオバマ大統領との会談の一定時間だけ翁長知事を同席させて直談判するのは決して不可能なことではない。安倍首相が本気で抗議するのなら、翁長さんを同席させるのが一番の圧力になるではないか。
 中央政府が何の役にも立たないから、翁長さんが名乗り出たのだ。
 
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