第47回総選挙(2014・12・14)で全国一の注目選挙区、21世紀の日本の政治動向を指し示す沖縄1~4区の結果がでた。
1区赤嶺政賢(共産)、2区照屋寛徳(社民)、3区玉城デニー(生活)、4区中里利信(無所属)の4氏がそろって当選した。公約をくつがえして県民を裏切った自民党は全員が落選した。4区の中でも特に注目されたのが1区の赤嶺さんが当選するかどうかだったが、開票途中5000票差で自民現職・国場幸太郎氏をふり切った。
沖縄での完勝は、これからの日本の政治の進む方向を指し示している。今度の総選挙は安倍首相が、追い詰められつつも、まだ有利な情勢のもと、民主党などの準備が整わない状況をついて、予想を超える議席を得た。だが安倍政治ののど元に短刀が突き付けられたような結果となった。
安倍自民政権と国民との矛盾がもっともするどく噴出している沖縄での結果が政治的、歴史的にもっとも重要だ。アメリカの忠実な番犬として辺野古を差し出すだけでなく、新自由主義のアベノミクスを押し通せば日本全体で矛盾(格差構造)が激化する。そのときの政治のあり方、悪政との対決の仕方を沖縄県民が苦難のたたかいの中で手本を示してくれた。心ある日本国民はここに学ばなければならない。
1区赤嶺政賢(共産)、2区照屋寛徳(社民)、3区玉城デニー(生活)、4区中里利信(無所属)の4氏がそろって当選した。公約をくつがえして県民を裏切った自民党は全員が落選した。4区の中でも特に注目されたのが1区の赤嶺さんが当選するかどうかだったが、開票途中5000票差で自民現職・国場幸太郎氏をふり切った。
沖縄での完勝は、これからの日本の政治の進む方向を指し示している。今度の総選挙は安倍首相が、追い詰められつつも、まだ有利な情勢のもと、民主党などの準備が整わない状況をついて、予想を超える議席を得た。だが安倍政治ののど元に短刀が突き付けられたような結果となった。
安倍自民政権と国民との矛盾がもっともするどく噴出している沖縄での結果が政治的、歴史的にもっとも重要だ。アメリカの忠実な番犬として辺野古を差し出すだけでなく、新自由主義のアベノミクスを押し通せば日本全体で矛盾(格差構造)が激化する。そのときの政治のあり方、悪政との対決の仕方を沖縄県民が苦難のたたかいの中で手本を示してくれた。心ある日本国民はここに学ばなければならない。