山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

「河野談話」見直し議連が安倍内閣独占

2014年10月14日 22時38分56秒 | Weblog
 「赤旗」2014・10・13付けが、とても大切なことを報じた。安倍首相を含めた19人の閣僚のうち10人が「河野官房長官談話」の撤回をねらって結成された議連のメンバーであるということだ。その議連は「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」(1997年2月結成、04年2月若手を削除)だ。
 【第2次安倍内閣・2014年9月3日~】
 安倍晋三首相
 高市早苗総務相
 岸田文雄外相
 下村博文文部科学相
 塩崎恭久厚生労働相
 江渡聡徳防衛相
 菅義偉官房長官 
 山谷えり子国家公安委員長
 山口俊一沖縄北方担当相
 有村治子女性活躍相
 
 【第2次安倍内閣・2012年12月26日~14年9月3日】
 9月3日以後の現職閣僚とのダブリを除くと
 新藤義孝総務相
 根本匠復興相
 古屋圭司国家公安委員長
 山本一太沖縄北方担当相
 稲田朋美行革担当相

 在特会やネオナチとじっこんの間柄の人々も当然含まれている。
 強制的に軍性奴隷として使役した事実は決して消せないのに、「河野談話」を撤回させようと活動している面々だ。政府としては「河野談話」を継承すると決定しているのに、本心はなんとか撤回させようとうごめくメンバーが内閣の過半数を占めるというのは異常な状態だ。これが国際的に知れわたったら、安倍内閣だけでなく日本の政治的信用が失墜してしまう。
 安倍内閣というのは前代未聞の極右、歴史修正主義、歴史改竄内閣だ。
コメント (2)
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