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建築物衛生行政概論「22」音

2014年05月10日 | 建築物環境衛生管理技術 午前
■音

・人の聴覚が最も敏感な周波数・・・4000Hz (4kHz)

※周波数とは・・・音の1秒間の振動回数のこと。

・超音波は約20kHz以上の周波数の音をいう。

・聴覚系の周波数特性に基づき補正した尺度をA特性音圧レベルという。



【人間の耳の可聴範囲】ポイント⇒(可聴レベル)

周波数・・・20~2000Hzの約10オクターブ

・音圧レベル・・・0~140dB(周波数による)


・音圧レベルが140dBを超えると耳の痛みを感じる。


加齢に伴い、低周波数よりも高い周波数で聴力低下が起こりやすい。


音の感覚の三要素とは、音の大きさ・音の高さ・音色である。


・一つの音により他の音が遮蔽されて聞こえなくなる現象を、

音のマスキングという。


・音として聞こえる最小の音圧レベルを最小可聴値という。


・大きく、高い音に一時的に曝露されて生じる一時的聴力低下を

一過性聴力閾値上昇という。


・音声のレベル(S)と騒音のレベルの比のことを、S/N比という。

普通の会話の音声レベルは、距離1mで約55~60dB程度。

騒音のレベルは40~50dB程度に抑える必要がある。

⇒会話の音声のレベルが55~65dBの時に、騒音のレベルが45dB以下であれば、

十分な了解度が得られる。


C5ディップとは、騒音性難聴(職業性難聴)の初期の特徴のこと、

騒音によって4000Hz(4kHz)付近の聴力低下をC5ディップという。


・聞きたい音のレベルと騒音レベルの差が15~20dB以上あれば音声は

聞きとりやすい。
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